午後1時半からの報恩講に、幼馴染(1学年下ですが、たった4ヶ月違い)と出かけました
境内に入って志を御納めして、ひとりがけ用のリクライニングシートに座って御喋りの花を咲かせました
近所のご高齢の方達や、寺世話さんたちも雑談しながら笑い声をたててみえました(#^^#)
定刻になって、5人の住職様たちの御姿が!そして、この御寺の住職様のお経が始まりました
約1時間経って、ご住職様たちが奥に入られた後、生姜のよく効いた甘酒を頂きました
そして、温かいお茶を配っていただいてから、ご説教が始まりました
『王舎城の悲劇』
マガダ国、ビンバシャラ王とイダイケ夫人、その子のアジャセ太子の御話です
何不自由なく恵まれた裕福な暮らしをしているのに、イダイケ夫人は「たったひとつの不満(?)があった」
それは、子宝に恵まれなかったこと。
占い師に見てもらった時「三年待てば、子供が授かる」との御告げが!
さる高名な方が三年間の修行を終えた後に亡くなって、我が子に生まれ変わってくるということなのです
二人は、その三年が待てなかった!早く我が子が欲しかったから、大変惨いことをしてしてしまった!
そのことで、王舎城に次から次へと「悪いこと=悲劇」が起こってしまうのです
「私は今まで、一切悪いことはしていない。真面目に清く正しく生きて来た」という人でも・・自分では気付かないうちに、誰かを傷つけているかも知れない
「私は、自然由来の環境に良い洗剤を使っている」という人でも、その洗剤を作るために後進国の山林を破壊しているかも知れない
リヤカーで行商をして苦労した人が、人に喜んでもらうにはどうしたら良いかと考えて・・
御店を持って、従業員よりも早く出勤してトイレ掃除をし、利益が出たら従業員に渡して、自分は少し残ったお金を頂く・・
そうしているうちに、御店はドンドン大きくなって、スーパーのようになっていった
その陰で、小さな八百屋さんが店じまいをして、老夫婦の生きがいがなくなってしまったとしたら?
そのように考えると、人間の「何と無力で罪深いことか・・」 だからこそ、唱える「南無阿弥陀仏」と
そのような貴重な御説教だったのです
そして、韋提希婦人のお話でした。
信心の浅い私には余り良く分かりませんでしたが、
「お念仏」を唱えなさいかな。
何でも「南無阿弥陀仏」(なまんだぶ)ですね。
浄土真宗です。
これからもお説教があればお参りしますね。
アニメや、絵本などにもなっているそうですね
昔の御話ではなく、現代社会と少しも変わらないそうです
子どもを授かって、産んでおきながら・・
虐待したり、命まで奪ってしまう鬼のような親だって存在しているのですね
南無阿弥陀仏、我が家は真宗高田派です
親鸞さまです