気ままなあれこれ日記

50代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

おやすみなさいを言いたくて

2016-01-07 20:31:04 | Weblog
夕べ、wowowで、たまたま見た映画。

内容は、女性報道写真家の真摯な生き様を描くヒューマンドラマ。

紛争地帯を飛び回るレベッカは、事故に巻き込まれたのを機に、彼女の身を案じてきた家族の心情を知るようになる。

2013年 ノルウエー、アイルランド、スウェーデン  出演 ジュリアット ビノッシュ

途中から見たのだが、主人公のレベッカには、小学生と中学生の娘がいる。

住まいは、北欧の海の近くのしゃれた家。

そんな中、中学生の娘を同伴して、ケニアに取材しに行く。

街からだんだん砂漠のような所にある難民キャンプ地帯に車で行く。

二人も、テントの中で寝起きをする。

蚊帳のようなもので、ベッドをかこっている。

難民にカメラをむけて撮影をしていると、危険だと国連の職員が引き上げるように声を掛ける。

すると、レベッカは、娘だけを避難させて、自分は、その場に残る。

人々が、走って逃げるその先には、突然、機関銃をもった男たちが複数でやってきて、

人々を銃殺していく。

その現場をテントに身を潜めて撮影していった。

帰国してから、娘は、その危険な状況と母親のとった行為を理解することができず、父親に話すことをためらう。

そして、いつしか、母親に対して、反発し、「ママが一番死ねばいいのよ。みんなで、埋葬して終わりよ。」と。

つまり、娘や夫との平穏な生活と紛争地域の声を上げられない多数の人々を天秤にかけたとき

レベッカは、後者を優先してしまったのだろう。

最後には、和解する。

そして、また、イスラム圏の国に行ったレベッカが目にしたのは、

爆弾がたくさん取り付けられたベストを着せられ、腰にも多くの爆弾を巻かされた少女だ。

女たちの祈りのあと、その少女は、自爆するため、ワゴン車に乗せられて行く。

それを悲しみのあまり地べたに座り込んでいる女の後姿とレベッカの後ろ姿で END.

ジャーナリストが、体をはって危険な地域に行き、その現状を発信するというハイリスクな仕事をするのには、

強い使命感があるのだろう。

現に、日本人ジャーナリストも、今、拘束されているという。

無事に帰還されますように。
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