気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

師走の日曜日

2015-12-06 18:08:29 | Weblog
午後、久しぶりに実家に寄る。

78歳になる父が一人暮らし。

体調を聞くと、風邪が長引いているという。

私の夫婦喧嘩の話をする。

結婚してかれこれ20数年なので、夫やその父である姑の性格も知っている父。

さもありなんと、聞いてくれる。

父は父で、近所に住む叔父の話をする。

叔父にまつわるエピソードを語り、そのときに感じたことを言う。

どうも、同年齢の叔父とは、ウマが合わないようだが、父が大人の対応をしているようだ。

それでも、回を重ねると、堪忍袋の緒も切れるというもの。

なので、嫌だったら、距離を置けばと助言をした。

外面のいい父のことなので、「NO!」とはっきり言えないのだろう。

そして、生きていても、毎日、朝ごはんを食べての繰り返しで、しょうがない、自分も、あと長くないと思うと。

すっかり気弱になっている父。

確かに、高齢化社会は、少しも幸せなことではないように思う。

同僚もお父さんの介護や入院の逼迫しているようだ。

そう考えると、長寿は、おめでたくないというものだろう。

老老介護、認知症、親子心中、親の遺体を遺棄など、社会の悲しい現実が事件にまってしまっている。

暗い話になってしまったが、生きるということは、苦労の連続だと感じる。

家族がいればいたで、心配事、世話がかかる。

一人は、孤独で寂しいけれど、自分の心配だけでいいから気楽なものだ。

暗い師走の日曜日に、夫婦喧嘩を継続しているので、ついつい話題も暗い内容になってしまった。