気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

申餅

2011-05-08 21:00:16 | Weblog
下賀茂神社の名物、「申餅」

葵祭りは、旧暦四月の間、ほぼ一ヶ月にわたり祭儀礼が行われ

平安朝の華やかな貴族文化を今に伝える賀茂の例祭。

明治初年の法令制度化まで葵祭りの申の日には、小豆の茹で汁で搗いたお餅が

神前に御供され、ほんのりと「はねず色」に輝くこの御餅のことを

都人は、「葵祭りの申餅」と呼んで親しんできたそうな。

「はねず色」とは、明け方の一瞬、空面が

薄茜色に染まる様子で、命の生まれる瞬間を表すというそうだ。

食べることで、身体を清め、元気の気(け)をいただき、

無事息災に過ごせるようにとお祈りした故事にならい

140年ぶりに復元されたそうだ。

2011-05-08 14:33:14 | Weblog
長閑な川。

堤防には、菜の花。

空には、トンビ、カラスたち。

人々もゆく川の流れを楽しんでいるように見える。

何年も何年も、ずっと流れてきた。

人々の生活を見守り、自然をはぐくんできた。

町の中に、川があると、やがて海に通じるのだろう

なにか心に響く。

長い歴史の中で、悲しみも見てきたのだろう。

でも、水が流してくれる。

川を見ると、ぎすぎすした心の潤う気がする。

高野川。