気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

卒業生

2008-08-25 20:13:09 | Weblog
今日は、日直当番だった。

電話に近い席で、仕事をしていた。

お昼過ぎに、突然、大柄の男性が、職員室に入ってきた。

業者の人でもないようなので、「何か?」と聞いたら、

「来年、甥っ子がこの学校に入学するので。」と。

そして、「僕も、この学校の卒業生です。懐かしくて寄ってみました。」と。

年齢を聞くと、31才だと。

そして、6年生のときの担任の名前や校長さんの名前を告げた。

ちょうど、6年のときの担任が、現在も、勤務していることを話したら、会いたい

と言う。その表情が、笑顔でなく苦渋に満ちた感じだったので、

「何か、相談されたいことでもあるのですか?」と聞くと、

「ええ、社会に出ると・・・・。」と。言葉を濁した。

車で来たのか尋ねると、事故ってしまい、徒歩で来たという。

伝言を書こうと付箋に「お名前を書いてください。」と言うと、

紙の右寄りに書いてくれた。

31才の男性が、小学校に来るその心境は、一体どんなものなのだろう?

彼が帰ったあと、他の職員と話したのだが、

ややハンディのある人かなと思った。

明日、また、来ると言っていた。

卒業して、20年位たつけれど、母校を訪れるときって、どんな気持ちだろう。