
正直、あまり期待はしていなかった
サプライズも当てにしていなかった
それでも以前とはやや違っていた
マイケルの40数年以上に亘るこれまでの軌跡を寿ぐ祝祭に止まらず、“バンド”として今後も力強く活動していくという気概が感じられる演出だった
TEMPLE OF ROCKからMcAuley Schenker Group、Michael Schenker GroupそしてUFOへ ―
4シンガーそれぞれの持ち歌である新曲を挟みつつ、敢えて時代を遡っていく構成が心憎かった
その試みは賞賛に値するが、しかしながら満喫できないもどかしさが残った
4シンガーの力量の違いがあからさまに感じられたことが大きい
前半は悪くない
プロの領域だった
後半は....
やや首を傾げたくなる有様だった
しかも、曲目ががっかりだった
せめてSAMURAIが聴けたなら
せめてLooking out from Nowhereが聴けたなら
あるいは喜びが勝ったかもしれない
その時代を彷彿させる、オーディエンスとのやり取りも懐かしくはあったが、演出の妙だけに頼っているようでは頂けない
必要最低限の力量はあって然るべきだ
もやもやした思いを残した祝宴だった
しかしながら、オープニングでのマイケル自らが美声?を響かせるという、まさかの演出に心が躍った
嬉しいサプライズだった
本編最後の曲のエンディングでハーマンが披露した長尺のドラム・ソロも圧巻だった
終始一貫して縦横無尽に冴え亘るマイケルのギターも素晴らしかった、と言いたいところだが.......個人的にはあまり胸に響かなかった
感動的とは言い難かった
ステージ上の2.2cmのマイケルは、文句なしにカッコイイ☆ (*1)
カッコイイ ― だからこそ尚更歯痒いのだ
やはり、その音色が邪魔をする....
暗転したまま、終演を迎えた (*2)
あまりに唐突で、一瞬何が起こったのか戸惑ったが、次の瞬間ちょっと面白いと思った
悪くない演出だ
ただ、MSFの行く末を暗示するものでなければいいのだが....
SET LIST: 9/5(水) @東京国際フォーラムA
SE~Die Walküre
Holyday (fea.Michael Schenker)
Doctor Doctor (fea.Robin,Graham,Gary)
Live and Let Live (fea.Doogie White) (*3)
Vigilante Man (fea.Doogie White)
Lord of the Lost and Lonely (fea.Doogie White)
Take Me to the Chrch (fea.Doogie White)
Before the Devil Knows Your Dead (fea.Doogie White)
In to the Arena
Bad Boys (fea.Robin McAuley)
Save Yourself (fea.Robin McAuley)
Anytime (fea.Robin McAuley)
Heart and Soul (fea.Robin McAuley)
Love is Not a Game (fea.Robin McAuley)
Warrior (fea.4 singers)
Captain Nemo
Dancer (fea.Graham Bonnet)
Desert Song (fea.Graham Bonnet)
Night Moobs (fea.Graham Bonnet)
Assault Attack (fea.Graham Bonnet)
Searching for the Reason (fea.Graham Bonnet) (*4)
Coast to Coast
Are You Ready to Rock (fea.Gary Barden)
Attack of the Mad Axeman (fea.Gary Barden)
Rock My Nights Away (fea.Gary Barden)
Messin' Around (fea.Gary Barden)
Armed and Ready (fea.Gary Barden)
Rock Bottm (fea.Doogie,Robin,Gary / drum solo:Ted Mckenna)
Shoot Shoot (fea.Robin McAuley)
Natural Thing (fea.Doogie White / guitar solo:Akio Shimizu(ANTHEM))
Lights Out (fea.4 singers)
【註】
(*1)...1F 31列目の座席は、目線を辿ると下手側MSGロゴの衝立が正面になる
視界を遮るものがなく、ステージ全体を見渡せたのはラッキーであった 私の位置からマイケルは向う脛辺りまで見えた
(*2)...風の便りに聞くと、地方公演ではアンコールが2回あったそうである 最終公演ではカットされたのだとしたら、残念である
度重なる移動による疲れなのか、ゲスト出演のサービスと引換えに元々予定してなかったのか、その理由は定かでない
(*3)...お気に入りのSaviar Machineが選曲されなかったのは残念だが、TEMPLE OF ROCKの楽曲の中ではお気に入りのひとつである
個人的にはサプライズと言えるかもしれない
ちなみに、4シンガーが各々担当した5曲は、好みにバラつきがあるものの、トータル的に楽しめたのはドゥギーである
(*4)...ある意味、サプライズな曲と言えるかもしれないが、個人的には不満である できれば、SAMURAIを選んでほしかった
SAMURAIだった場合、トータル的に楽しめたのはグラハムだったかもしれない?!








2度目のアンコール(Only You Can Rock Me、Too Hot To Handle)は、どうやら初日の大阪公演のみだったようで、2日目以降は最終日同様のセトリだったようですよ(実際に観たわけではないので断言は出来ませんが)
ヴォーカリストは、好き嫌いは別として、個人的にはロビンの出来が一番良かったように思い、グラハムは期待以上、ドゥギーは雑、ゲイリーは更に声が出なくなっていて非常に残念といった印象でした。
又、やはりゲイリーとグラハムの声が一番しっくりくるというのは今後も変わらないでしょうね。
選曲的には確かに、「あれならあれを」的な要望はありますが、仮に「これ来たか!」的な夢の選曲が叶ったとしても「何だ、真面に歌えないじゃないか!」となる恐れが強く、かえって落胆しそうでもあり、まぁ、あんなもんなのかなと。
マイケルは元気で、演奏自体はとても良かったように思います。
ギターのトーンに関してはもう仕方がないですね。
流石に諦めるしかないかなと。
次回来日する際には新しい何かを観せて、聴かせて欲しいですね。
3年連続のMSF(昨年は観に行きませんでしたが)は、流石にもうお腹一杯なので(苦笑)
何かとても雑なコメントで申し訳ありません。
読んで頂けましたら幸いです。