貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

天竜川龍神伝説

2019-09-14 09:17:17 | 日記

天竜川龍神伝説

令和元年9月14日

 今朝は、浜松市岩水寺参拝!

岩水寺の駐車場!

本殿へ。

  総本尊は嵯峨天皇病気平癒

の薬師如来。

 本尊の厄除子安地蔵菩薩

(国の重要文化財)は安産祈

願・子授け祈願で知られる。

 脇本尊は弘法大師と不動明王。 

 厄除子安地蔵菩薩は天竜川

の龍神であり、かつ母の化身

であるが故、家を守るは岩水寺

と呼ばれている。 

 岩水寺は神亀2年(725)

人々の病魔退散、健康長寿を

祈念した行基菩薩が薬師如来

の尊像を刻み、開創。

 その後、弘仁6年(815)春、

先年の薬子の変にて心身痛めら

れておられた嵯峨天皇に、

病魔退散の祈願をし、天皇は

健康を取り戻される。

 病気平癒・無病息災・健康

長寿の信仰。

 全身全霊で祈願!

 明治の神仏分離令の際、

薬師堂を中心とした岩水寺と、

地蔵堂を中心とした龍宮山

(水天宮)とに分離される所で

あったため、住職が薬師堂から

地蔵堂に移り住み抵抗。

 現在地蔵の方が有名である

のも、それ故。

 坂上田村麻呂の

「天竜川龍神伝説」。

 長いお話。

 桓武天皇の延暦年間(782〜805年)、

勅命により東国へ向かっておられた

坂上田村麻呂将軍は、曳馬(浜松市)

北方守護である玄武神の霊威を

意味する船岡山(現在の浜松市東区

半田山〜浜北区内野台)に到着され

ました。

 それより先の天竜川はその当時、

岩田の海と呼ばれる程広く、非常に

荒れており、地域の人々を困らせて

いました。

 そこで田村将軍は船岡山から鬼門

(北東)にある岩水寺に参拝し、

一夜の宿を取られました。

 そして総本尊様であるお薬師様に、

何卒苦しむ衆生を、民を救いたまえ

と御祈願されました。

 すると岩水寺のすぐ東側、

岩田の海、袖ヶ浦と呼ばれる地域(

現在の天竜区二俣町鹿島)、にて

荒れ狂う海から、美しい「玉袖」と

名乗る姫がお薬師様の神々しい光

と共に現れました。

 将軍様の奥方に迎えられた玉袖。

 やがて玉袖は身重となりました。

 いよいよ出産という時、四方四間

の産屋を建ててもらい、

「わらわが産み終わって出てくるまで、

決してこの中を覗かれないで

下さい。」

と、将軍に堅く言いおいて産屋へ

入られました。

 それから七日経ちましたが一向に

出る気配がありません。

 外は大嵐となり、心配になった

将軍がふと産屋の節穴より覗いて

みると、中には二十尋(30メートル)

はあろうかという大蛇が七巻半

たむろして赤子を舐めていました。

 驚いた将軍は産屋を蹴破り、

中に入り込もうとするや、

目の前に赤子を抱いた美女、

玉袖姫が現れました。

「自分はこの海に住む蛇で

あります。お薬師様のお力で

将軍様にお仕えする事が出来ま

したが、本来の姿を見られた

限りお別れしなくてはなりま

せん。

 ただこの子はあなた様の

お子であります。

 どうか立派な武将にお育て

下さいませ。」

 と2つの宝珠を渡して岩水寺

の赤池(閼伽池)へ消えて行か

れました。

 それから八年の年月が経ち、

将軍は再び勅を奉じ一子赤蛇丸

(後の俊光)を同行しこの地に

来ました。

 そして荒れ狂う岩田の海に

水干の玉を投げ入れました。

 すると海はたちまち汐が引き

広々とした陸地になりました。

 水が干上がった時赤蛇は

岩水寺の赤池(閼伽池)に隠れ、

そこから奥の洞穴(鍾乳洞)に

入り、その後鹿島の椎ケ渕へ

入られました。

 現在の浜松市天竜区の椎ケ脇

神社は将軍がこの赤蛇を祀った

ものであります。

 またその玉が奉じられている

のが浜松市東区の有玉神社です。

 また鍾乳洞は信州(長野県)の

諏訪湖に繋がっていると云われて

おります。

 その後成長された俊光公は

母の姿を知らない事を悲しく

思い、母を地蔵菩薩として

崇めたい旨を天子に奏上され

ました。

 父が寵愛の頃の姿を現し給え

と願い一七日間(一週間)参籠

されました。

 満願の夜、雷鳴轟く豪雨の中に

母が現れ、

「玉袖のかわく間もなしここに

来てわれ母ならば子安をぞ

いのる」

といいつつ姿を消されました。

 かくて俊光公は衆生済度法

悦楽土を築く為に御母玉袖の

姿をお比丘尼如来像とし、

弘法大師空海上人一刀三礼の

地蔵尊を銘「子安地蔵大菩薩」

(国指定重要文化財)として

岩水寺に安置されました。

 というお話。

 安産祈願に特徴有。

 地蔵のお腹を借りて出産。

安産の御神体の中にある布の

色により性別が分かるといわ

れる。

 布は全て100年以上前の物

であり、古ければ古い程ご利益

あり。

 また、厄除け祈願に特徴有。

体の厄のみならず、心の病や

自身の罪を消去する等。

 緑一杯の岩山を背にした

生々しい雰囲気のある寺である。

 芭蕉の句碑は、修行僧に尋ね、

教えていただく。

コメント   この記事についてブログを書く
« 日本最古 山辺の道 遠州にも! | トップ | かはほりって? »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事