令和6年11月8日(金)
白河市白河の関跡③
<白河の関跡の説明>
鎌倉時代の歌人
従二位藤原宮内卿家隆が
手植えしたと伝えられている
樹齢八百年の枝振りの
見事な杉も堪能。
<鎌倉・従二位藤原家隆お手植えの杉>
奥の細道の文学碑も
きちんとおさめられ、
上人様のご詠歌碑も整備
されている。
<上人ご詠歌>
奥の細道白河の関の
文学碑には、「白河の関」の項。
<『おくのほそ道』白河のくだり>
「心許なき日数重ぬるまゝに、
白河の関にかゝりて、
旅心定まりぬ。
『いかで都へ』と便り
求めしも断也。
中にも
この関は三関の一にして、
風騒の人、心をとゞむ。
秋風を耳に残し、
紅葉を俤にして、
青葉の梢猶あはれなり。
卯の花の白妙に、
茨の花の咲きそひて、
雪にも越ゆる心地ぞする。
古人冠を正し、
衣装を改し事など、
清輔の筆にもとゞめ
おかれしとぞ。」
と記し、
曾良の句を添える。
「卯の花を
かざしに関の
晴れ着かな」 。
<おくのほそ道紀行文>
ちょっぴりいそいそと、
また、
しっとりと公園内を巡り、
神社参詣をも堪能。
深謝!
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