❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「ほろにがい雨」 永井龍雲

2011年09月26日 | J-POP男性歌手
永井龍雲

雨か・・・ ぬれていくしかないな
こじれそうな会話 さえぎり、
4時か・・・ 始発にはまだ早い
ここへはもう来ない これきり。
 唇に ほろにがい雨
 タバコのせいじゃない
 胸底に 沁みおちる雨
 訣別(わかれ)は 罪をまた増やす
雨の男

2年・・・ 長いのか短いか
ずるさ押し殺した 抱擁
坂を・・・ すがる声 転がして
オレにもふしだらは いくつも。
 首筋を 打ちたたく雨
 行くてを見間違う
 仕打ちなら それもいい、雨
 不快を 流し捨てるなら

 
 唇に ほろにがい雨
 落葉の匂いして
 胸底に 沁みおちる雨
 澱んだ 日々を漂わす



ひとこと:学生の頃からレコード会社で
     数え切れないほど、多くの歌手
     特に新人の、デビュー時からの
     歌手を見てきた。
     永井龍雲もその一人で
     朴訥ながらも、雰囲気のある新人だった。
     「道標ない旅」の繊細な歌唱で注目され
     数十年後、五木ひろし「暖簾」で
     作曲家としても開花した。
     この人のメロディー・ラインは
     独特のものがあって、受け狙いには
     ほど遠い。だから詞もありきたりでは
     そのメロディーに乗り切らない。
     今回なぜ永井氏を想定して詞を書くのか
     それは自身にとっても挑戦である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。