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「親亀子亀」 三笠優子

2016年03月10日 | 今日が誕生日の歌手
三笠優子

淀んだ水から もたげた首で
何を見ている どこ見てる
可笑しかろうよ 世の中の
人のせわしさ 競い合い
葦の葉かげに こぼれ陽させば
日がな うたた寝 親亀子亀
亀
声は持たない 鳴くこともせず
亀は亀なり 親も子も
つかず離れず 万年を
生きるつよさよ けなげさよ
上手(かみ)で遊んで 下手(しもて)で泳ぎ
気まま三昧 親亀子亀
亀2
しばらく見ぬまに 大きくなって
やがて子亀も ひとり立ち
冬眠(ねむり)とおした ひと冬を
越せば陽もさす 新世界
堅い甲羅に ぶつかる石も
ひょいとひと越え 親亀子亀

呑川

ひとこと:三笠優子サンが久しぶりにBSの30分ものの歌番組に出ていた。
しばらくTV等では見なかったのであれっと思っていたが元気でよかった。
番組では作品づくりにまつわる裏話を披露していたりこれまでの逸話なども
聞けて興味ある出演だった。三笠優子サンは今日が誕生日。歌手デビューは
1977年だから今年が39年目。来年は40周年だ。夫婦ものや時折の男歌は
お手のものだが特筆すべきは今は少なくなったジャンルでもある股旅ものを
しかも女性歌手で唄えるのは三笠サンが随一だろう。島津亜矢などもその
一画を担ってはいるがまだまだ技巧と声量のみが先立ち三笠サンの自然流
には至っていない。このブログでは「母ざんげ」「浪花の千代さん」
「めおと海峡」「写真帳 ~アルバム~ 」「夫婦泣き笑い」
の5篇を書き下ろして
きました。なかでも「浪花の千代さん」は実在の人物で浜木綿子サンの
主演で舞台にもなった結構思い入れのある書き下ろ詞。
玉つき屋今回は約3年ぶりの登場だがこれまでには
ちょっと類のない、言ってみればロハスふうほのぼの人生応援歌とでも
名付けたい書き下ろ詞を試みた。モチーフはカメ。
近所の緑道沿いを流れる小さく細く長い川には冬眠を終えると大小の亀が
毎年どこからか出てきて顔を出す。草々が生え石があり水辺に咲く花々の
暖かな季節は特に微笑ましく映る。亀をモチーフにしてそれが演歌にまで
転化できるのは我れながらしてやったりと嬉しい限りだ。
この「今日が誕生日の歌手」シリーズは初めにその日が誕生日の歌手ありき
が前提だから想定した歌手が決まれば次はタイトル。歌手には今までの
亜流の詞に捉われず出来るだけ斬新な書き下ろ詞を心がけているが
こういった詞をコブシころころ所々ウナリも入れてとなると当然三笠サンの
独壇場だ。RCAからRVC、BMGからキングへといよいよ40周年。
ベテラン健在ぶりを異色作で勝負するのも三笠サンにはお似合いだと思う。
                         (一部画像をお借りしました)

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