キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

陽光溢れる淡路島2

2020-02-09 11:41:23 | 旅行
       

       淡路島は古事記冒頭の国生み神話で、伊弉諾、伊弉冉の二神が夫婦となり

       次々と国を作っていきますが、その最初の地がこの淡路島。いわば日本国

       発祥の島です。国生みを終えた伊弉諾の命が余生を過ごされたという伊弉

       諾神宮。規模は大きくありませんが、古さびた荘厳な神社です。

       

          

       まさに日本発祥の地であるとされる所には、おのころ島神社という

       のもあります。今回は残念ながらうかがえませんでしたが。

       

       国生み神話以外にも、淡路島はその立地から、平家に絡んだ伝説や
   
       遺構もあります。これは平通盛の妻小宰相の局という人を祀る塚で

       お局塚と呼ばれています。この人、平家物語一の絶世の美女で、通

       盛が戦死した後を追って入水したのを、村人たちが引き揚げてこの

       地に葬ったのだとか。

       

       一緒に旅した友人が、能の一部を面を着けずに舞う仕舞というのを

       やっている風雅な女性なのですが、自分が舞ったことのある小宰相
 
       の墓所をぜひ見たいというので、行ったのですが、これがなかなか

       大変でした。迷い迷った末、車一台通れるかどうかの急な山道をな

       んとか登り切ったところに、ありました。よくこんな山中に。友人

       は大感激でした。
 
       

       背後には風の強い淡路島に多くある風力発電の風車が。ブンブン唸り
  
       を立てる風車の下で眠る小宰相の局や通盛の家来たち。不思議な光景

       ではありました。

       

       淡路島南西部、播磨灘に面した慶野の松原にあるヴィラ・ヴォルティー

       ジャという素敵なイタリア風のホテルに泊まりました。お部屋も食事も

       イタリアン。良い感じでした。

       

       絶景だという夕日が沈むところは残念ながら雲で見えませんでしたが。

       暮れなずむ海と夕映えの空の景色は十分きれいでした。

       

       

       

       ホテルの夕食。このほかにピッツアとデザートもあったのに、食べる

       のに夢中で写真を撮り忘れました。

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