キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

Ola! ポルトガル--リスボン1

2019-08-29 11:51:59 | 旅行
          

          脚と首に不安を抱えながら、ポルトガル旅行に出発。覚悟していたこと

          ながら、乗り継ぎ地のフランクフルトまで遠い遠い!やはり両足がつり

          痛い。何とかリスボンに到着。ホテルの場所が分からず、夜中にうろう

          ろ。でも朝起きて窓の外を見ると、絶景!

          

          

          青い青い空に、赤い屋根白い壁の家々。その向こうに、カエサルの時代、

          ローマ人によって建設されたというサン・ジョルジェ城が見晴らせます。

          ポルトガルの八月はほとんど雨が降らないということで、連日快晴。日

          本の蒸し暑さとは大違い、日差しは強いけれど、からっとして爽やか。

              

          市の中心にあるロシオ広場横の立地の良いホテルの近くをうろつくと、さっ

          そく色々面白いものに出会いました。これはサンタ・ジュスタのエレベータ

          ー。エッフェルの弟子が二十世紀初頭に作ったんですって。なにしろ坂だら

          けの町なので、市電やバスはもちろん、ケーブルカーやら何やら丘に登る手

          段は必須です。レトロで味はあるのですが、運転方法が極めて非効率的。

          係のおじさんが、鍵を開け、運賃を受け取って人を乗せ、鍵を閉めて動かし

          ます。なぜか一度に少ししか乗せない。観光シーズンということもあって

          長蛇の待ち行列。これがポルトガル流?

          

          

          どこへ行っても落書きだらけ。その辺の壁や電車の車体や窓にも。ちょっと

          前にありましたね、日本で外人が電車にスプレーで落書きしてけしからんっ

          て。ここじゃ、それのどこが悪いの?って感じ。

          

          リスボン名物レトロな市電で街巡り。狭い道を家の壁すれすれに登ると、

          

          

          カテドラルがあります。十二世紀初め、リスボンをイスラム教徒から

          奪還し、モスク跡に建てた堅固な要塞のような建物で、十七世紀の大

          地震でも崩れなかったとか。簡素ながら美しい大聖堂です。

          

          カテドラルから少し上るとポルタス・ド・ソル広場という見晴らしの

          良い展望所にでます。

          

          

          いかにも南国らしい陽光にあふれた風景が見渡せます。

          

          市電のおもちゃを適当に並べて売っています。

          

          丘を下った商店街で、面白いお店がありました。ちょっと見、ゲーム

          センターかと思ったら。これが何と鰯の缶詰屋さん。

              

          

          ポルトガル名物の鰯の缶詰に年号を書いたラベルを張って売っています。

          ずらっと並んでいるのは壮観。中身は同じでしょうが、これで普通に買

          う三倍くらいの値段です。付加価値というやつ?なかなかのアイデア。       
コメント
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