キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

わらび

2011-06-02 14:41:53 | グルメ
              

            英国風のお茶やお菓子もいいけれど、毎日だとちょっとつらいですね。

            やっぱり和が落ち着きます。この季節になると、昔よく食べたわらび餅

            のプルンとした食感、このお菓子が好物だった叔母の記憶と一緒に久

            しぶりに思い出して、買ってきました。くず餅ともトコロテンともちょっと

            違う食感です。もっとも、今ではあまり取れそうにもないわらび粉を、本

            当に使っているかどうか分かりませんが。

              

            そういえば昨日は夕食に、わらびの混ぜご飯を食べました。ご近所の

            お嬢さんが結婚されたお相手が福島県の田舎の方で、その田舎の山

            で摘んできたものだということ。「放射能が心配だったら食べないで」

            なんて冗談めかして言いながら、くださったのですが、誰がそんな心配

            するものですか。お揚げや竹輪と一緒にわらびを細かく刻んでちょっと

            濃い目に煮て、熱いご飯と混ぜると絶品です。私には、子供の頃によく

            食べた母の味でもあります。山菜の代表のようなわらびも、この頃あま

            り採れなくなってきているようですが。

            食べ物って昔を思い出させてくれるものですね。これは洋風のお菓子には

            できない芸当です。久しぶりの「蕨」で懐かしい昔の思い出に浸っています。   
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クランペット2

2011-06-02 09:24:09 | グルメ
ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて
伝農 浩子,辻丸 純一
JTBパブリッシング


             

        3年前イギリスへ行ったとき、湖水地方の可愛い小さなホテルで2泊しました。

        朝食はイングリッシュ・ブレックファストで、たっぷりでしたが、クランペットやマ

        フィンなど姿もなく、ごく普通のフランスパンやシリアルでした。ちょっと残念。      

             

        ウィンダミア湖のそばの街中に、とてもかわいいお菓子屋さんがあって、思わず

        写真を撮りました。でも見るからにこってりしていそうなバタークリームケーキ。

             
        
            今にもビアトリス・ポターさんが坂を下りてきそうな風景でした。景色がすっ

            きり美しいのは、電線がないのも理由の一つでしょう。日本では、美しい

            風景の所でも、黒い線で切り刻まれた空を見ると悲しくなります。電気が

            使えるだけでもありがたいこのご時世、そんなことを思うのは不謹慎かな?

             

            宵闇迫るころ、とある橋のほとりのパブに恐る恐る入っていくと、イギリス人

            らしからぬ(?)気さくな地元のおじさんが話しかけてきて、なかなか和やか

            な雰囲気でした。食べたのは定番のフィッシュアンドチップス。これは当たり

            外れなし! 良い思い出です。

            
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