向日市自治功労者、大橋 満 の平和ト-ク・・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好交流促進
日本語版新聞紹介

非核化と見返りの手順と関連し、朝米間に「同時行動」の原則についての共感があったことも、事実上確認した。

2018-07-11 | 米朝対話

ポンペオ長官、「ベトナムモデル」を提示…同時行動の原則も確認

登録:2018-07-10 06:06 修正:2018-07-10 07:41

「ベトナムの奇跡、あなたのものになりうる」金委員長へのメッセージ 
ベトナム戦争の事例言及し米軍の遺骨送還の重要性を強調 
「非核化と見返りの提供を同時に行う必要」…米国も同意したこと認める 

   
           今月8日、東京で開かれた韓米日外相会議に参加したマイク・ポンペオ米国務長官(左)=ポンペオ長官のホームページからキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 マイク・ポンペオ米国務長官が、朝米高官級会談が終わった翌日、米国との関係正常化を通じて経済成長を成し遂げた「ベトナムの奇跡」に言及し、非核化への見返りとして北朝鮮との関係改善を進める約束を再確認した。また、非核化と見返りの手順と関連し、朝米間に「同時行動」の原則についての共感があったことも、事実上確認した。

 ポンペオ長官は日本訪問を終えた後、ベトナムのハノイに移動し、8日(現地時間)財界の関係者らと会った席で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に向けて「あなたがこの機会をつかめば(ベトナムのような)奇跡はあなたのものになるかもしれない。北朝鮮であなたの奇跡が実現するかもしれない」と述べた。さらに、「過去に想像もできなかったベトナムの繁栄と米国とのパートナーシップから、金正恩委員長に送るメッセージがある。トランプ大統領はあなたの国もこの道を歩めると信じている」としたうえで、「米国が北朝鮮とも同じ関係を共有できることを望んでいる」と述べた。彼は「ベトナムがいかにしてこの驚くべき道程を辿ってきたかを見てきたからこそ、(北朝鮮も)本当に可能性があると思っている」と付け加えた。

 特に、ポンペオ長官はベトナムの例を挙げて、朝米の関係改善過程で米軍の遺骨の発掘と送還の重要性を強調した。彼は「過去数十年間にわたるとてつもないベトナムの成長において、カギとなったのは米国との新たな関与(対話・交流)だった」とし、「このような関与はベトナムで死亡した米軍の遺骨を送還するための協力から始まった。小さいが本当に意味ある最初の措置が結局、1995年に公式的な関係の樹立と連帯関係の改善へとつながった」と述べた。

 これに先立ち、ポンペオ長官は東京で開かれた韓米日外相会談後の共同記者会見で、非核化の方法論と関連し、「段階的・同時的」行動原則に米国も同意していることを事実上認めた。彼は「(シンガポール)共同声明の三つの柱である平和な関係の構築、対北朝鮮体制保証の増大、非核化を並行して行動する必要がある」とし、「そのような努力を同時に行う必要がある」と強調した。さらに、「非核化が行われる間、北朝鮮が要求する体制保証と両国間の平和な関係の増進に向け、その過程で進められることがあるだろう」と付け加えた。

 この発言は、非核化の進行中にも体制保証と関係改善の措置を「行動対行動」の方式で進めることを意味するものと見られる。北朝鮮は朝米首脳会談の翌日の先月13日、「朝鮮中央通信」を通じて「(両首脳が)段階別、同時行動原則を順守することが重要だということについての認識を共にした」と発表したが、トランプ政権はこれを事実上否定してきた。そのような点で、ポンペオ長官の発言は異例的だ。北朝鮮が7日夜に発表した外務省談話を通じて、米国がシンガポール首脳会談の精神に反する「一方的で強盗的な非核化要求だけを掲げている」と反発したことを受け、米国が朝米の合意内容を事実上確認したものとみる余地がある。

 しかし、ポンペオ長官は記者会見で「経済制裁は、(同時行動とは)全く異なる別問題」だとし、「非核化が完了するまで制裁の執行は続くだろう」と述べた。制裁の緩和・解除は最後まで“交渉の武器”として残しておくということだ。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
コメント