向日市自治功労者、大橋 満 の平和ト-ク・・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好交流促進
日本語版新聞紹介

2017年秋から平均2カ月に一度の割合で北朝鮮を取材している筆者の目にも、最近平壌の夜は以前よりむしろ明るくなった。到底解けない疑問だ。

2019-05-17 | ピョンチャン

再び歯止めかかった朝鮮半島の平和…それでも平壌の日常は続く

登録:2019-05-16 06:06 修正:2019-05-16 07:41

韓国が知らなかった北朝鮮 
特集:平壌の春

 
平壌市万景台区域にある「イタリア料理専門店」2階の宴会場バンケットルームで今月9日午後、結婚式に出席した子どもたちがイベントを見ている//ハンギョレ新聞社
 
 
今月7日夜「凱旋青年公園」で、若い男女が船ブランコ(バイキング)に乗って大声をあげて喜んでいた友達の写真をスマートフォンで撮りながら、話し合っている//ハンギョレ新聞社

今月初めから北朝鮮を訪問して取材中の「統一TV」のチン・チョンギュ代表が、「平壌(ピョンヤン)の現在」を切り取った写真と文を送ってきた。朝鮮半島に緊張の影が頭をもたげ始めたが、だからこそ、平壌の人々の日常と考えを理解する必要がある。チン代表が平壌で「電子メール」で文と写真をソウルに直接送ってきたのも、北朝鮮の変化を感じさせる。

 今日も平壌市内の取材を終えて、宿泊先でしばらく休んでから夕食を食べに出かけた。普段あまり考えずに通り過ぎていた光が目を引く。2017年秋から平均2カ月に一度の割合で北朝鮮を取材している筆者の目にも、最近平壌の夜は以前よりむしろ明るくなった。到底解けない疑問だ。2019年5月、平壌市民の言う通り、「これまで地球上で類を見ない、それこそ水も漏らさぬ世界的な制裁」の中でも、平壌市内に自動車が減るどころか、さらに増えたように見える。商店の品物も、北朝鮮住民のいう「朝鮮商品」であふれており、停電もほとんどない。不思議に思って会う人々に質問を投げかけてみた。金鉄柱師範大学政治社会学部のチョン・ギプン教授(63)は「我々はこれまで、米国から制裁を受けなかったことがない。以前から私たちは自らの力で生きていく準備を地道に進めてきた」と答えた。

 
今月7日夜「凱旋青年公園」を訪れた若者たちが、虹の形の公園正門を背景に写真を撮っている//ハンギョレ新聞社

 昨年6月、朝米首脳会談のために、シンガポールを訪れた金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は「平壌市の夜景を強盛国家の首都らしく、恍惚かつ珍しいものにすべきだ」と述べた。都市の夜景は住民たちに自負心を感じさせ、対外的には各種制裁にもかかわらず成し遂げた経済的成果を、一目で示すという点を念頭に置いた発言と見られる。金正恩委員長の執権後、北朝鮮は煕川(ヒチョン)や白頭山(ペクトゥサン)英雄青年、清川江(チョンチョンガン)などの水力発電所を完工し、国際制裁によって絶対的に不足している重油の代わりに石炭を使うよう既存の発電施設を大々的に改善補修する一方、太陽光の利用を奨励するなど、電力供給の改善のため多くの努力を傾けたという。2012年以降に建設された平壌市内の倉田(チャンジョン)通りや未来科学者通り、黎明(ヨミョン)通りなどに並ぶ超高層ビルを、夜遠くから見ると星屑が落ちたようだ。

 
今月9日夜、平壌の玉流橋の上で眺めた倉田通りの住宅の照明が華麗に見える//ハンギョレ新聞社

 牡丹峰(モランボン)で平壌市内の夜景を見下ろす。大同江(テドンガン)を横切る玉流橋と青流橋、主体思想塔の前を行き来するキラキラした虹号遊覧船や人民大学習堂前の金日成(キム・イルソン)広場、LED照明ショーを繰り広げる柳京ホテル、大同江(テドンガン)川辺の街路灯が調和をなして華麗な夜の風景が作られる。

 
12日夜9時頃、平壌)市中区駅平壌ホテル5階から見える栄光街周辺のマンションに電気がついている。最近、平壌に滞在する間、停電したことはほとんどなかった//ハンギョレ新聞社

 凱旋門近くにある凱旋青年公園は、夕方以降活気を帯びる平壌の夜文化の中心地となった。色とりどりに照明が灯されたアトラクションや照明噴水、原色の岩と木、商店が立ち並び、人々の歓声と笑いが絶えない。友達と遊園地を訪れたキム・ソングァン氏(22・平壌西城区域)は急降下塔(ジャイロドロップ)に乗って悲鳴をあげる友達の姿を手電話(スマートフォン)で撮影していた。彼は「制裁は心配していない。水と空気さえあれば数十年以上持ちこたえられるよう、自立経済を完成したと聞いた」と話した。

 
今月7日夜、平壤の「凱旋青年公園」を訪れた若者たちが数十メートルを瞬時に上下する急降下塔(ジャイロドロップ)を乗って楽しそうに手を振っている//ハンギョレ新聞社
 
 
今月7日夜、平壤の「凱旋青年公園」を訪れた家族が「電子娯楽館」(ゲームセンター)にある車レースのゲーム機に子供と一緒に座り、ハンドルを握って喜んでいる。北朝鮮の普通の若い夫婦の姿だ//ハンギョレ新聞社

 最近、平壌市内の夜景の名所は柳京ホテルだ。105階建て330メートルの高さのホテルはまだ開場前だが、建物外壁全体がスクリーンとなり、毎日夜10万個以上のLED照明を灯している。昨年4月、太陽節を記念し初めて夜間に照明ショーを始めたが、ピラミッド型の建物の頂上には、人共旗(北朝鮮の国旗)が形象化され、平壌市内どこでも見ることができる。照明ショーは、北朝鮮の歴史を様々なアニメーションで表現し、「主体思想」や「3大革命」、「技術革命」、「一心団結」、「自力更生」、「最後勝利」などのスローガンが原色の背景の上で点滅した。核武力の完成を宣言した後、これからは経済発展に総力を傾けるという強い意志を示しているようだ。

 
平壌の大城デパート3階の家電製品コーナーで、今月5日午後、休日を迎えた市民たちが電子製品を見ている。テレビコーナーには「朝」や「祝典」、「慶興」など、多彩なブランド製品が展示されている//ハンギョレ新聞社
 
 
平壌の「柳京官」食堂で、料理人が顧客の注文した鉄板焼き料理を作っている//ハンギョレ新聞社
 
 
平壌の大城デパート4階にある「即席料理」コーナーで、今月5日午後、休日を迎えてデパートを訪れた市民たちが食事をしている。朝鮮、アジア、ヨーロッパ料理コーナーで様々なメニューを注文できる//ハンギョレ新聞社

 和解に向かっているかのように見えた朝米関係が、再び力比べの様相を帯びている。北朝鮮は平和と安全は強力な物理的力で保障されるというメッセージを対内外に送っており、米国は過去のように敵対的ではないが、全世界の北朝鮮制裁を強化し、北朝鮮が米国式非核化を受け入れることを求めている。さらに複雑さがになるような「朝鮮半島平和への道」の険しさのためか、今日歩く平壌の夜の街はずっしりと重い意味に迫ってくる。

平壌/文・写真チン・チョンギュ「統一テレビ」代表 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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2017年10月には、生産現場の面積は2万9千平方メートルまで拡大し、約500人の従業員と約100人の研究員を擁するまでとなった」

2019-04-10 | ピョンチャン

朝鮮最大の化粧品工場

「ピョンヤン化粧品工場」を訪ねて

人民網日本語版 2019年04月10日09:15
 
朝鮮最大の化粧品工場「ピョンヤン化粧品工場」を訪ねて
ピョンヤン化粧品工場の外観(撮影・莽九晨)。

朝鮮の化粧品と言えば、「ポムヒャンギ(春の薫り)」や「ウナ」(銀河)」という2大著名ブランドをイメージする人が多いだろう。記者はこのほど、「ウナ」ブランド化粧品を製造するピョンヤン(平壌)化粧品工場を訪ね、同工場の歩みについて取材した。人民網が伝えた。

ピョンヤン化粧品工場は、ピョンヤン市中心部のピョンチョン(平川)区にある。静けさに包まれた工場建物の外壁は、ブルーと白のタイル貼りで、シンプルながら清潔さを感じさせ2色のラインは、まるで銀河の流れのようだ。ピョンヤン化粧品工場のキム・ヒョン(金現)社長は、「この工場は、1962年4月に完成した。当時の従業員数は約240人、工場内の生産現場面積は約2200平方メートルだった。3世代にわたる朝鮮の最高指導者の庇護のもと、長年の発展とアップグレード・改造を経て、2017年10月には、生産現場の面積は2万9千平方メートルまで拡大し、約500人の従業員と約100人の研究員を擁するまでとなった」と紹介した。ピョンヤン化粧品工場は、いまや国内最大の化粧品工場となり、化粧品の年間生産量は1500万個、化粧品容器は1千万個、洗濯用品は2千トンに達している。

ピョンヤン化粧品工場研究所のカンミンシム(康民心)所長は、「『ウナ』ブランド製品は、原料面で独自の『企業秘密』をもっている。さまざまな種類の天然ハーブや動植物からの抽出物を原料として使用しており、もちろん、朝鮮が誇る高麗朝鮮人参もかなり含まれている。『ウナ』ブランド化粧品は、朝鮮国内だけではなく、ロシアやイランなど海外諸国でも高い人気を誇っている。また、『ウナ』ブランド化粧品は、ユーラシア連合から品質認可も取得している」と説明した。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月10日

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「私たちは今回と去年の選手権大会で二度、南に行ったけど、南の選手たちは平壌に来たことがないので、みんなしきりに平壌に行きたいと話していた」

2018-03-22 | ピョンチャン

選手たちが交わした約束/

平昌五輪女子アイスホッケー単一チーム

「平壌冷麺100杯」「次の五輪も一緒に」

【平壌発=文・金淑美、写真・盧琴順】夢のような五輪初の単一チーム・コリア。選手たちは江陵での熱戦を終え、「ワンコリア」の固い絆を胸にそれぞれの居場所に戻った。初めて出会った南の選手たちと心を通わせ共に闘った日々に、北の選手たちは何を感じ、今何を思うのか。彼女たちのメッセージを届ける。

大城山体育団のリョ・ソンフィ、キム・ヒャンミ、ファン・チュングム選手(左から)

姉妹のように

3月14日、平壌氷上館。ストックを片手にリンクから降りてきたファン・チュングム、リョ・ソンフィ、キム・ヒャンミ(全員、大城山体育団所属)の3選手は汗でびっしょりだった。聞けば、2018 IIHF 女子アイスホッケー世界選手権ディビジョン2Aグループ(3月31日〜4月6日、スロベニア)への出場を目前に控えてトレーニングの真っ最中だという。この日の平壌は最高気温18度。春のような陽気のなか、休憩がてら氷上館前の広場に腰を下ろしてもらい、膝を交えた。

「五輪に出場した12人の選手を含むチームで出場する。五輪直後とあってチームのモチベーションは高い。優勝を目指している」と話すのは、ファン選手。平昌から戻った後、1日だけ休み、すぐに練習を再開したそうだ。

五輪から1カ月が経とうとしているが、南の選手たちとの思い出は出会いから別れまで鮮明に残っているようだ。

リョ・ソンフィ選手

リョ選手は、南の選手と交わした会話で、「私たちは今回と去年の選手権大会で二度、南に行ったけど、南の選手たちは平壌に来たことがないので、みんなしきりに平壌に行きたいと話していた」ことが最も思い出されると言いながら、楽しいエピソードを紹介してくれた。

「(南の)妹たちが『平壌に行ったら絶対に平壌冷麺を食べたい!』って言うから、玉流館と清流館でごちそうすると約束したんです。そしたら『何杯おごってくれるんだ』って(笑)。だから『100杯ごちそうする!』って言ってあげたんです」

キム選手も、凱旋青年公園や綾羅人民遊園地、紋繍プールなど平壌のおすすめスポットを紹介しながら「必ず平壌で会おう。来たら遊園地で一緒に遊ぼう」と約束したという。

会話から、選手たちが気の置けない仲であることが手に取るように伝わった。単一チームで過ごした時間はわずか1カ月余り。両者はどのようにして互いの距離を縮めたのか。その出会いは?

「鎮川の選手村に着いた時、南の選手たちが花束を抱えて全員で出迎えてくれた。北も南もない、みんな一緒になって記念写真を撮って。五輪に出場すると聞いた時は単に選手としてうれしく思ったけど、南の選手たちと関係を築く過程で、私たちが単一チームで、『一つ』として出場するんだという自覚がいっそう強くなった」(リョ選手)

ファン・チュングム選手

「最初はお互いをよく知らないから気まずさもあった。初めて会う南の選手と心を一つにして試合を進められるか、不安がなくもなかった」(ファン選手)

だがそんな不安は「ほんの数日で解消した」(キム選手)。10〜20代の選手たちは違いを悠々と飛び越え急速に打ち解けていった。朝鮮固有の言葉を重んじる北に対し、南の選手たちが話す言葉は外来語が多く、ときに理解に苦しんだ。練習の過程で意思疎通ができずミスが出れば「次はこうしよう」と、そのつど約束事を決めて疎通を図った。「互いに理解し、助け合いながら」(リョ選手)。

南の選手のほとんどが北の選手よりも年下だったため、「オンニ」(お姉さん)、「トンセン」(妹)と呼び合った。

大会期間中の2月10日に誕生日を迎えたキム選手は、「私の妹、チェ・チヨンが歌を贈ってくれた」という。ファン選手によれば、北南それぞれバースデーソングがあり、北のバースデーソングを南の選手たちがとても気に入ったのだという。

「축하합니다, 생일을 짝짝짝」(おめでとう、誕生日 チャチャチャ)

北で広く親しまれるこの歌を、チェ選手は誕生日の数日前からファン選手などを訪ねてきては一生懸命覚えたという。キム選手はその時の感激を忘れられない。「チヨンが実の妹のように思えた。その真心に、これ以上離ればなれにならず、北南が一つになってまたこの歌をチヨンと一緒に歌いたいと思った」。

 祖国統一への道で

キム・ヒャンミ選手

産声をあげたばかりのチーム・コリアは、実力国であるスイス、スウェーデン、日本と対戦し、5戦5敗の全敗。5試合中4試合でベンチ入りしたファン選手は、「勝敗よりも北南が一つになった姿をみせようという共通の決意で臨んだ。それでも最下位は免れたい、何としても一勝を、という思いで挑んだけど成し遂げられなかった」と肩を落とした。だが、日本戦で決めた悲願の初ゴールはチームにとって「まるで全勝したような喜びだった」(キム選手)。

スタンディングオベーションで歓喜した観客席には、数百の統一旗がはためいた。キム選手は、その瞬間に観客席から伝わった熱気は最終戦が終わるまで冷めなかったという。リョ選手は、「北南が一体となった応援に触れ、その期待に違わぬよう堂々と戦わなければ、といっそう気を引き締めた。とくに『ウリヌンハナダ!』(われらは一つ)の声援を聞くたびに、力をふり絞り、必ず勝たなければと強く思った」と話す。

「ウリヌンハナダ」--。揺るぎない真理を共に感じたからこそ、別れはいっそう耐え難かった。ファン選手はいう。「5日、3日…と別れの日が近づくにつれ、それまでは顔合わせれば笑い合い、ふざけ合っていたのが、南の選手たちを見るとわれ知らず淋しさが押し寄せてきた。別れの瞬間は鮮明に覚えている」。

別れの日、選手たちは互いにつないだ手を離せず、北の選手たちを乗せたバスはしばらくその場を離れられなかった。「出発の時間がほんの少しだけでも遅れたらいいと祈る思いだった。もう二度と会えないかもしれない悲しさで涙があふれて止まらなかった。でも『次の五輪もまた単一チームで出場しよう、それまでお互いがんばろう』と約束した」(リョ選手)。

最後に、南の「妹たち」にメッセージをリクエストした。

「監督も選手たちもみんな、心から会いたい。統一してこそ、私たちが再会する機会も訪れると思っている。だから、会いたいと思う気持ちがあるなら、お互い祖国の統一のために全力を尽くそう。その日が1日も早く来るよう祈りながら、幸せな再会をできたらうれしい」(ファン選手)

「祖国統一のために、私たちがまた会えたらいいと伝えたい」(キム選手)

「私たちが一緒に過ごした時間は決して長くなかったけど、あのとき結んだ絆を忘れず、祖国統一のために力の限り努力すれば、再会の日はきっとやってくる」(リョ選手)

統一へ向かう道の途中で、私たちは必ずまた会える--。そう信じてやまない選手たちの表情は一様に明るかった。

(朝鮮新報)

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韓国のハングルでの国名表記順により、まずギリシャが入場。北朝鮮はノルディックスキー距離男子座位に出場するキム・ジョンヒョン選手が旗手を務め、日本に続き34番目に入場した。

2018-03-10 | ピョンチャン

平昌パラリンピック開幕 最多49カ国・地域から570人参加

2018/03/09 20:12

【平昌聯合ニュース】平昌冬季五輪に続き、再び世界に感動を届ける障害者スポーツの冬の祭典、平昌冬季パラリンピックが9日開幕した。18日までの10日間、計49カ国・地域の570人の選手が熱戦を繰り広げる。

平昌パラリンピックの開会式で華麗な花火が夜空を彩った=9日、平昌(聯合ニュース)
平昌パラリンピックの開会式で華麗な花火が夜空を彩った=9日、平昌(聯合ニュース)

 パラリンピックが韓国で開かれるのは1988年のソウル大会以来30年ぶり。

 午後8時から平昌オリンピックスタジアムで行われた開会式は障害者と健常者の壁を越える感動の舞台が繰り広げられた。 

 韓国のハングルでの国名表記順により、まずギリシャが入場。北朝鮮はノルディックスキー距離男子座位に出場するキム・ジョンヒョン選手が旗手を務め、日本に続き34番目に入場する。

 開催国の韓国は最後の49番目に入場。旗手はノルディックスキー距離とバイアスロンの男子座位に出場するシン・ウィヒョン選手が務める。

 韓国と北朝鮮は先月9日に開幕した平昌冬季五輪では朝鮮半島旗を掲げて合同入場したが、平昌パラリンピックでは合同入場は実現しなかった。

 前日、南北のパラリンピック委員会(NPC)が合同入場について協議したが、朝鮮半島旗に独島を入れることを主張した北朝鮮側と朝鮮半島旗に独島を示すことは政治的な表現を禁止する国際パラリンピック委員会(IPC)の規約に抵触するとする韓国の見解の差は埋まらず、南北が別々に入場することに決まった。

 平昌冬季パラリンピックには計49カ国・地域の570人の選手が出場する。参加国と選手数がともに過去最多となった。

 これまでは14年のソチパラリンピック(45カ国・地域、547人)が最多だった。今大会では金メダルの数も8個増え、過去最多の80個の金メダル(スキー78個、スケート2個)を巡って激しいレースが繰り広げられる。

 北朝鮮からはIPCがワイルドカード(推薦枠)で出場資格を与えたマ・ユチョル、キム・ジョンヒョン両選手がノルディックスキー距離に出場する。北朝鮮がパラリンピックに参加するのは今回が初めて。

 ロシアからは「中立選手」として4種目に30人が出場する。

 韓国選手団83人(選手36人)で、ソチ大会の57人(選手27人)を超え、過去最大となった。6競技全てに出場し、金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個の獲得と総合10位を目標に掲げる。

yugiri@yna.co.kr

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南の同胞たちの姿を見た瞬間、安心感が広がった。祖国は分断されているが、統一を願う心はひとつなんだと強く感じた。

2018-03-01 | ピョンチャン

〈平昌五輪〉

北南同胞と共に描いた「統一」/総聯同胞応援団の感想

2月9日から25日にかけて開催された平昌冬季オリンピックでは、開会式の北南選手の合同入場や女子アイスホッケー単一チームの結成など、北南の和解と団結を示す感動のシーンが広がった。

一方、在日同胞たちも第1次(8~12日)、2次(11日~15日)、3次(23日~27日)に分け、南朝鮮を訪問。民族の慶事であるオリンピックに駆け付けた同胞たちは現地での応援活動や北南の同胞たちとの交流を通して、在日同胞の統一への熱い思いを伝え、北と南がひとつになる未来に胸を膨らました。

第2次総聯同胞応援団

2月11日、金浦空港に降り立った第2次総聯同胞応援団が目撃したのは、「モンダンヨンピル」と「6.15共同宣言実践南側委員会」をはじめとする南の同胞たちの手厚い歓迎だった。

在日同胞を南の同胞たちが温かく迎えた(11日、写真はいずれも康英鶴)

朝青北海道本部の呉慶俊さん(25)は「はじめての訪南ということもあり、喜びと言うよりも緊張と不安の方が大きかったが、統一旗を振りながら『われらの願いはひとつ』を歌い、温かく迎えてくれる南の同胞たちの姿を見た瞬間、安心感が広がった。祖国は分断されているが、統一を願う心はひとつなんだと強く感じた」と語る。

在日同胞たちと交流の深い南の朝鮮学校支援団体「モンダンヨンピル」のメンバーは、これまで日本を訪問するたびに在日同胞たちの手厚い歓迎を受けてきた。今回、在日同胞たちが南の地を訪れることを知り、南でも朝鮮学校を支援し、在日同胞たちに思いを寄せる多くの人がいるということを伝えたいと空港に駆け付けたという。

第2次総聯同胞応援団は、滞在期間中、女子アイスホッケー単一チーム対スウェーデン戦(12日)とフィギュアスケートペアショートプログラム(14日)を観戦した。

アイスホッケーの試合が行われた江陵の関東ホッケーセンターでは南北合同応援団による力強い応援が行われた。北側応援団の「ウリヌン!(私たちは)」の掛け声に、「ハナダ!(ひとつだ)」と呼応する南側応援団。

朝青京都西陣支部の徐隆德宣伝文化部長(28)は「『ウリヌンハナダ』の大声援とはためく統一旗が競技場を埋め尽くす光景は、祖国が統一されていく過程を見るようで、心が震えた」とし、呉慶俊さんも「競技場の中には『分断』という感覚はなく、統一を願う皆の気持ちがひとつになった瞬間だった」と感慨深く振り返った。

同胞応援団と出会い、「また会いましょう」を歌いながら涙を流す北側応援団

フィギュアスケートペア競技後には、競技場の外で、同胞応援団と北側応援団が偶然遭遇する一幕もあった。同胞応援団と北側応援団は互いに手を振り「また会いましょう」を合唱。異国に暮らす同胞たちとの別れを惜しみ、歌う北側応援団の目には大粒の涙があふれ、「泣かないで」と声をかける同胞応援団もまたその姿に涙した。

滞在期間中、南の同胞との交流も活発に行われた。

14日には、「民族和解ハンマダン」がソウルの西大門区庁大講堂で開催され、250人のソウル市民とともに、第2次総聯同胞応援団のメンバー43人をはじめとする海外同胞たちが参加。「民族和解ハンマダン」では、女子アイスホッケー単一チーム「コリア」対日本戦のパブリックビューイングが行われた。パブリックビューイングの合間には、福岡朝鮮歌舞団が公演を披露した。

「チャンゴの舞」を披露した金妙穂団長は「民族教育を受け、祖国で舞踊を学んだ私が故郷の地で朝鮮舞踊を披露できたことは、忘れられない財産になった」としながら「統一した祖国で踊ることが幼い頃からの夢だった。オリンピックで膨らんだ統一気運をさらに大きなものにするために、私自身が何をできるのかを再度問い直し、行動していきたい」と語った。

14日、「6.15共同宣言実践南側委員会ソウル本部」が主催する在日同胞のための宴会が開かれた

また、同日夜には、「6.15共同宣言実践南側委員会ソウル本部」が主催する在日同胞のための宴会も開かれた。徐隆德宣伝文化部長は、「南の青年たちは『次は平壌で会いましょう!』と私たちを送り出してくれた。南を訪問する前は、こんな場面は想像もしなかったが、統一は遠い日ではないという実感を得た今は、その日が待ち遠しい」としながら「この興奮と感動をオリンピックだけのもので終わらせてはならない。一つになった祖国を見ることができず、この世を去ったハラボジ、ハルモニの恨を解くためにも、私たち若い世代が統一運動を力強く行っていきたい」と語った。

呉慶俊さんも、連日、統一について熱く話を交わした南の同胞たちの姿を懐かしんだ。「『統一を私たちの手で迎えよう』と固く交わした握手を私は片時も忘れないだろう。すべての民族の願いである統一が成され、共に『われらは一つ』を堂々と叫び、また固い握手を交わすその時まで、日本で統一運動に尽力したい」と語った。

第3次総聯同胞応援団

第3次総聯同胞応援団は、25日に行われたフィギュアスケートエキシビジョンと閉会式を観覧した。

京都の大学に通う鄭美栄さん(20)は、フィギュアスケートエキシビジョンで北と南の選手が肩を組み、仲睦まじく話す姿が印象的だったと振り返り、「平昌オリンピックを観覧し、統一の流れを直接感じることができたことが嬉しい。統一した祖国『コリア』を見る日が待ち遠しい」と感想を語った。

総聯鹿児島県本部の李清敏委員長(54)は「短い開催期間に南の大統領と北の高位級代表団が何度も席を共にした。金正恩委員長の新年の辞を契機に高まった統一の機運を肌で感じ、その場を共にできたことを誇りに思う」と話した。李委員長は、閉会式の場で「南北の選手と応援団の願いは統一の礎になるだろう」と語ったリ・フィボム平昌冬季オリンピック組織委員長の言葉や「北と南は平和のために共に行動した」と単一チームを高く評価したトーマス・バッハIOC会長の言葉を引用しながら、「北南の選手たちの平和と和解のための努力に深く感動した。オリンピック期間に培われた統一の機運をさらに高めていくためにも、平昌での経験を地域の同胞たちに広く伝え、愛国愛族運動を力強く後押ししていきたい」と語った。

(朝鮮新報)

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江原道はすでにサッカー交流でムード造成  北朝鮮応援団招請晩餐会では口々に「統一」の声

2018-02-18 | ピョンチャン

チェ・ムンスン江原道知事「20211年冬季アジア競技大会を南北共同で開催しよう」

登録:2018-02-18 23:29

チェ・ムンスン江原道知事 
「平昌施設の事後活用、南北交流・協力」 
平昌五輪を契機に南北交流の糸口… 
江原道はすでにサッカー交流でムード造成 
北朝鮮応援団招請晩餐会では口々に「統一」の声

チェ・ムンスン江原道知事(左)とオ・ヨンチョル北朝鮮応援団長(右)が17日夜、江原道江陵(カンヌン)のあるホテルで開かれた歓迎晩餐会で乾杯している//ハンギョレ新聞社

 チェ・ムンスン江原道知事が「平昌(ピョンチャン)五輪の競技場を活用し、冬季アジア競技大会南北共同開催を検討する」と明らかにしたが、その背景に関心が集まっている。

 江原道は2021年第9回冬季アジア競技大会を南北で共催することを検討していると18日明らかにした。これに先立って、チェ・ムンスン江原道知事は17日に開いた記者懇談会で「平昌五輪の後、既存施設の活用度を高め、南北交流と和合を継続する方案の一つとして冬季アジア競技大会の南北共同開催を検討している」として「平昌五輪後に具体的な準備に着手する」と話した。

 競技場所は平昌冬季五輪施設と北朝鮮の元山(ウォンサン)馬息嶺(マシンニョン)スキー場を活用する方案を検討している。馬息嶺スキー場は、先月31日南北スキー団の共同訓練でコースの長さ・難易度・雪質などで合格点を受けた。

 チェ知事は「平昌五輪を契機に南北交流の土台が用意され、朝鮮半島の緊張緩和に向けた政府と国際社会の意志も明らかになっただけに雰囲気は充分だ」として「政府と協議して開催にともなう実質分析を経て推進する」と明らかにした。冬季アジア競技大会は昨年2月に日本の札幌で第8回大会が開かれたが、次の開催地は決まっていない。

 チェ知事がこういう提案をした背景は、平昌五輪で南北単一チームと共同応援などスポーツで南北交流の糸口を開いたためとみられる。そのうえ江原道は青少年サッカーチーム、プロサッカーチーム江原FCを通した南北サッカー交流も着実に続けてきている。

チェ・ムンスン江原道知事(左から3人目)とオ・ヨンチョル北朝鮮応援団長(左から4人目)などが17日夜、江原道江陵のあるホテルで開かれた歓迎晩餐会で平昌冬季五輪南北共同応援などについて話しながら笑っている//ハンギョレ新聞社

 平昌五輪が熱くなる中で、南北スポーツ交流に寄与している共同応援団は「オリンピック公式雰囲気メーカー」として位置づけられている。17日夜、江原道江陵のあるホテルでは、チェ・ムンスン知事の招請で北朝鮮応援団・記者団250人、キム・ドンイル江原道議会議長など江原道関係者が参加する歓迎晩餐会が開かれた。

 チェ知事は歓迎の挨拶で「北側の応援団が平昌五輪で大きな活力になっている。この席は遠い将来、大事な歴史として残るだろう。(南北共同応援は)統一の種子であり、皆さんは統一の先鋒として記録されるだろう。この雰囲気はオリンピック以後にも続くだろう」と話した。オ・ヨンチョル北朝鮮応援団長は「血は水より濃い。北と南が力を合わせていくならば、自主統一の大通路も必ず開かれるだろう。今回の大会が民族の和解と団結、平和と統一に寄与する意味深い祝典として幕を下ろすことを願う」として、乾杯を提案した。

江原道関係者と北朝鮮応援団が17日夜、江原道江陵のあるホテルで開かれた歓迎晩餐会で乾杯している//ハンギョレ新聞社

 8日に訪韓して応援・吹奏楽公演、展示観覧など多様な日程を過ごしている応援団・楽団も晩餐会場で話に花を咲かせた。ある応援団員は「北と南が応援する時、私たちは一つという気がした」と話し、別の応援団員も「北と南が一つになって応援したので、で統一の熱い風が吹いたようだ。一緒に「私たちは一つだ。統一された祖国で会おう」と叫んだ時が最もうれしかった」と話した。

 北朝鮮の吹奏楽団員80人余りは15日の江陵オリンピックパーク公演に続き、17日には平昌市民1000人余りの前で野外公演を披露した。吹奏楽団は「うれしいです」、「クェジナチンチンナネ」のような韓国の観客にもなじみ深い曲を演奏した。周辺に立ち並んだ北側の応援団員は、組になって踊ったり列車ごっこをするように前の人の肩をつかんで公演会場を回って盛り上げた。これに先立って、吹奏楽団はハンギョレ統一文化財団の主催で3月18日まで尚志大関嶺高校で開かれている「高麗皇宮開城満月台特別展」を観覧した。この展示は、北朝鮮の開城(ケソン)高麗皇宮跡である満月台で行った南北共同発掘調査の成果を基に開いた特別展示だ。

江陵/パク・スヒョク、ファン・クムビ記者、オ・ユンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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文氏と金氏らは、ときには言葉を交わしながら選手の奮闘に拍手を送ったり、席から立ち上がったりして応援しました。・・・しんぶん赤旗

2018-02-12 | ピョンチャン

文大統領と北朝鮮代表団

南北統一チームを応援

平昌五輪

 【ソウル=栗原千鶴】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、平昌冬季五輪を機に訪韓中の北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会第1副部長らは10日夜、江陵市内で、アイスホッケー女子南北統一チーム「コリア」の試合を観戦しました。

 文氏と金氏らは、ときには言葉を交わしながら選手の奮闘に拍手を送ったり、席から立ち上がったりして応援しました。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も同席しました。

 試合後、4人は選手らを激励。記者会見で北朝鮮のチョン・スヒョン選手は、「よくやったと声をかけられた。結果が出せず恥ずかしい」と述べました。またバッハ会長から「勝敗も重要だが、同じ民族が一つの目標のために走ったことが最も重要だと声をかけられた」と話しました。

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