向日市自治功労者、大橋 満 の平和ト-ク・・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好交流促進
日本語版新聞紹介

連載 NO.3 日本と朝鮮・韓国は、世界中で一番よく似た「親戚」の国です。  

2019-12-09 | 反動と土地ブローカーがグルだった。

日本と朝鮮・韓国は、

世界中で一番よく似た「親戚」の国です。  


 朝鮮民族は、中国・日本と同じ漢字文化の国として発展しました。古い文献は、漢文で書かれていました。歴代朝鮮の王様は、「中国皇帝」の承認を得て王位につくことができました。日本でも江戸時代以前は、よくにた関係が残っていました。

  また、朝鮮語は、主語、述語、助詞や動詞等の並び方が、日本語と同じです。日本と同じ言葉も多くあり漢字を見れば意味が分かります。テレビドラマを見ていたら「鶏卵、安心・暗示・暗記・宇宙・環境・催促・市民・趣味・審査・民謡・目標・目録・約束・予算・余分・連絡・論理 」など は発音も意味も全く同じでした。勉強のことを「工夫」と書き日本語よりも深い意味を含んでいるように感じます。15世紀前半に「ハングル」が創られるまでは、全て漢文だったのです。

朝鮮の第4代国王「大王世宗」テワンセジョン(在位:1418年 ~ 1450年)

  15世紀前半の朝鮮は、身分制度とあわせて、多くの国民は食べるのが精一杯で子供に勉強させることが出来ず、大人になっても読み書きができない人が多くいました。だから、悪徳地主などに「この書類に印鑑を押せ」と強要されても書かれている内容が理解できず、無理やり手形を押さされて財産を没収されたり、ときには殺されると言うことがあとを絶ちませんでした。ドラマ「大王世宗」に当時の民衆の暮らしが詳しく出てきますが、その朝鮮の第4代国王「大王世宗」テワンセジョン(在位:1418年 ~ 1450年)が、「政治は国民のために」と多くの改革に取り組み、庶民にわかる文字をつくりました。

  漢文は、すべてを理解すれば少ない文字で多くのことを表現できますが、専門的な知識がいります。誰でも読めて意味がわかる文字、日常国民が使っている言葉をそのまま発音どおり表現できる文字「訓民正音・ハングル・チョソングル」をつくったのです。ハングルは喋る音を発音記号にし、一定の法則で表わされています。現在文字は、子音14、母音10、計24でその組み合わせです。それで英語の発音記号・子音24、母音42に見合う文字もすべて表すことができます。文字の発明以降、徐々に「政治は国民のために」行われるように変っていったのです。

 日食の日までわかるようになっていたのです。 
 また、この王様は、天文台を作り、朝鮮の暦を作り、(当時は中国の暦を使っていた)いつ種をまけばよいか、収穫はいつ頃になるのか、労力はどれだけ必要なのかがわかるようになり、農産物の収穫を増やすための工夫に大変役立ちました。そんな昔にある程度の天気予報が出来るようになったというのです。さらに日食の日までわかるようになっていたのです。

また、「医学書」や「朝鮮音楽の楽譜」もつくりました。その上「火薬兵器」をつくり国防に備えました。

   外交においても日本の対馬との政治和解を成功させ、釜山他二港を対馬との貿易に開港して、自由貿易を奨励、推進しました。これらの技術を総合的に活用して国づくりを進めたのでした。韓国で非常に尊敬されている王様で、現在ソウル特別市の徳寿宮、光化門前に銅像が建てられています。

 

  日本は、朝鮮や中国から文化が伝えられ、国民は朝鮮から学び、進んだ国として興味を持って交流していたのに、なぜ、いま日本人はお隣の国、朝鮮・韓国にあまり興味をもたなくなったのでしょうか? 嫌いな国になってしまったのでしようか? 

   これからも嫌いな国だと言って無関心のままでよいのでしょうか? 

アジアの中の日本人として、どう考え、どのようにお付き合いをすればよいのでしょうか、この点についてもご一緒に考えましょう。

                   

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連載34、世直しご一緒に  国際情勢を地方議会に! 

2019-12-02 | 反動と土地ブローカーがグルだった。

  ■□国際情勢を地方議会に  

 地方議会で国際情勢を語る人は少ないのではないかと思います。

しかし、国まかせで、世界を知らなくては地方行政にもまともに取り組めないことがあるのが現実です。この立場から、特に中国・朝鮮・韓国問題、在日外国人の問題、アジア、アフリカ、ラテンアメリカが相次いで民主化されていく様子などを系統的に発言し、向日市が世界の変化から立ち遅れてはならない、と言い続けてきました。

 韓国の金大中大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日労働党総書記が、朝鮮半島の南北分断以来五五年を経て、初めて首脳会談を実現し成功させたことについて、「朝鮮半島問題の平和的解決だけでなく、我が国を含む東アジアの平和と安全にとっても極めて重要な意義を持つ」ものと、歓迎の意を表明しています。

 日朝国交正常化交渉の成功をはじめ、朝鮮半島を含む東アジアの平和と安定の事業に対し、日本外交が重要な貢献をすることが求められる中で、日本共産党は、そうした方向を促進するために全力を尽くしています。

 二〇〇四年九月一一日に京都国際会議場で、外務省主催のタウンミーティングがありました。私は外務省から参加証が届きましたので、川口前外相の話を聞きに行きました。外務大臣の話は、アジアの将来を見越した良い話でした。

 川口前外務大臣が「東北アジアと日本」のテーマで話されたのは、

①中国の発展がアジアをリードする、GDPで日本が追い抜かれる日は近い。

②東南アジア諸国連合に関心、アジアが世界をリードする時代が来る。

③日本・韓国・中国三国間の交流の進展が急速に広がっている、反目している時ではない。

④東北アジアにおける日本の外交のスタンスは「平和外交」で、北朝鮮の問題を平和的に解決する基本は「日朝平壌宣言」である、の四点です。

 その具体的内容を議会で紹介しました。

世直しご一緒にの中で 既に「世界平和都市宣言」を行い、過去の反省と憲法を遵守することを宣言しました。

 ■□中国杭州市との友好盟約をどのように発展させるのか 
  



 外国の都市と友好をすすめる場合の原則は、対等・平等・互恵・内部問題不干渉・一致点での友好促進です。特に大日本帝国主義時代に侵略を繰り広げたアジアの国には、国民感情を大切にし、過去の反省と今後の平和的な発展を約束しなければ信頼されません。 

 

 中国杭州市との友好盟約をどのように発展させるのかについて、国連憲章、日本国憲法を守るという立場で臨むことを市長に要望しました。 





 

 市長に対し、杭州市へのあいさつでは、次の点を入れるよう助言しました。

①向日市は既に「世界平和都市宣言」を行い、市長自身が憲法を遵守し、平和で民主的なまちを実現するための施策を進めていること。

②向日市では教育長が、歴史を歪曲した教科書は採用しないと議会答弁していること。

③向日市では、首相の靖国神社公式参拝について、既に議会で反対の意見書を採択していることなどを説明して、盟約に基づいてどういう考えで、杭州市との友好を発展させたいのかをはっきり述べ、国際親善に役立つあいさつをするように求めました。

当時中国は日本の多くの都市と友好盟約を結び、人口500万以上の杭州市が人口5万人ほどの小さい向日市とも友好盟約を結び、友好的に経済政策を進める時期でした。長岡京市も寧波市と盟約を結び、企業交流などを進めました。

          

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連載30、29の続きです。

2019-11-30 | 反動と土地ブローカーがグルだった。

 市政を動かす、共産党議員団の要望に関して 

 共産党議員団の要望に関して

 私たち日本共産党議員団は、昨年一一月、平成二〇年度予算編成に当たって要望書を提出しました。その主な内容に沿って討論を進めますが、 私たちの要望は、市民の願いに沿ったものであります。それをことごとく拒否し、予算化されていない、このことが賛成できない最大の理由であります。

 まず、府や国へ申し出てほしいということで五項目要望しました。

 その第一は、四月から実施されようとしている後期高齢者医療制度はあまりにも高齢者いじめであり、中止するよう申し出ていただき、七〇歳から七四歳までの負担は一割のまま据え置くよう申し出ていただくことを要望いたしました。

 第二は、府営水道は、京都府条例に基づき、水道料金引き下げのため基本水量を半減するよう申し入れていただくことでありました。

 第三は、国民保護法に基づく国民保護計画は、市民を核戦争から絶対守れない内容です。それよりも、戦争しない国づくりのため、憲法を守り、平和行政を進めていただくよう国・府に申し入れていただくことでございました。

 第四は、大企業から適正に徴税を行い、税源移譲と地方自治体への交付金や補助金を大幅に増やし、防災対策をはじめ福祉・教育予算が保障され、市民の暮らしを守る予算編成ができるよう、国や府に申し入れていただくことでした。消費税の引き上げはしないよう申し入れていただくことでした。

 第五は、障害者自立支援法の実施に伴う大幅な個人負担増、施設に対する報酬の引き下げを抜本的に見直し、障害者が安心して暮らせるよう強く申し入れていただくことでありました。

次に、向日市の来年度予算に以下の重点事項を予算化してくださいということを申し出ておりました。こちらも拒否の態度であります。

 

 その第一は、JR独自による向日町駅のバリアフリー化工事を優先し、市が進めようとしている駅前広場、橋上駅などは財政健全化計画の中でも最も多額の予算を伴うものであり、住民合意を前提に計画を見直してくださいという要望でしたが、福祉関係や子供の修学旅行費補助まで削って調査費を組むという強行姿勢であります。阪急と同じように、JRの手でバリアフリー工事をまず行うべきであります。

  その二は、キリンビール跡地開発と阪急洛西口駅東地区土地区画整理事業を見直し、市民の暮らしを守り、高める施策を先に実施してくださいという要望についても、市長は、組合の設立に向けての予算を提案し、委員会の説明では、もう地権者は素人集団だから、土地区画整理組合の認可まで一切の事務の代行を株式会社竹中土木に頼むことを決めたというのです。竹中工務店に大きな利益を誘導するまちづくりを行っているということであり、地権者の意向は二の次、三の次ということになっているのではありませんか。同時に、これでは向日市内の業者には何の仕事も回ってこないということになるではありませんか。税金の使い方が間違っていると思います。本手続きは中止すべきであります。

 キリンビール跡地開発については、市内の方に賑わいを誘導するとの説明でしたが、私は、他市の状況や、あるいは向日市の大型店進出前後の状況を見てみますと、市内の賑わいがキリンビール跡地開発に吸収されてしまうと思うのです。大型店と共存共栄というこれまでの考え方から、新しい考えに脱却しない限り、向日市内の商店街の発展は望めないと思うのであります。

 その三は、安心して暮らせるように、学校・保育所など市の公共施設(ここは災害避難施設でもあります)の耐震二次診断、及び補強工事を最優先で進めてください、と要望いたしておりました。地震対策を急ぎ、市民の安全を守り、地元業者に仕事を回すことこそ今するべきではありませんか。校舎の大改修も組まれていますが、すべての学校・公共施設を最優先で災害対策工事を進めていただきたいのであります。

  その四は、憲法を守り、子供が主人公の教育をするため、教育予算を大幅に増やしてください。三〇人学級を実現してください。学童保育行政の充実を図ってください。学力テストは中止してください。という内容でありましたが、三〇人学級は時代の流れであります。少人数授業で、できる子、できない子を振り分けるのは、全児童・生徒の学力を向上させることにはなりません。何よりも、人間形成に役立ちません。学童保育の協力金を値上げしても、新たな歳入はわずか五〇〇万円であります。乙訓合併事務を打ち切れば捻出できる額であります。

  その第五は、公的保育を充実させ、育児休業法が守られるよう、育児休業明け入所希望者を最優先に入所させてください、という要望に対して、民間保育所の増員提案がありましたけれども、公立保育所を民間委託するための検討委員会を発足するという予算であります。目先だけの安上がり保育だけを見た民間委託はやめるべきであります。給食の民間委託計画はやめてください。小学校入学まで、子どもの医療費を無料にしてくださいの要望は、予算があるかないかの問題ではなく、市長がやる気があるのかどうかの問題だということがよくわかりました。大山崎町の予算は、小学校卒業まで医療費を無料にすると提案されたからであります。向日市も、せめて小学校卒業まで無料の提案をしてください。

  その六は、二市一町自治体合併の取り組みをやめてください。それについては、市長は、まだ四〇%の人がどちらとも言えないと答えておられるので、もっと情報を流さなければならないと言っておられますけれども、回収率が四割弱のうち四〇%弱ですから、アンケートを依頼した人から言えば一六%がどちらとも言えないと答えておられるのです。市長は、賛成が何%になるまで宣伝するつもりなのでしょうか。この問題を通じて、何よりも見過ごせないのは、市役所の数少ない合併関連のホームページの掲示板がわいせつサイトの交流の場になっていたのを一年間も放っておき、絶えず見直していましたという無責任な本会議答弁は、まじめに合併問題に取り組んでいない証拠であります。また、二市一町の現状から見ましても、市長の任期中に合併ができないことは明らかではありませんか。以上のことから、直ちに合併事務を中止することを求めるものであります。

  その七は、生活困窮者対策を強め、市民を守る生活保護行政を行い、特に生活保護の申請用紙は窓口カウンターに置き、だれでも取れるようにしてくださいと要望しておりました。このことについては、先ほどの委員会の審議経過の答弁で、申請書をリーフレットに挟んで置きたいと、市民が取りやすくするよう改善の方向が打ち出されたことは一歩前進であります。生活困難の市民が増える傾向にあるもとで、親切丁寧な窓口対応を望むものであります。

  その八は、市内中小業者の育成を図る商業政策、農家の暮らしを守る農業政策を強めてくださいという要望に対して、地域活性化会議の設置が報告されました。二一年度に産業振興プランを作成するということですが、今日まで、幾度となくプランはつくられましたが、どれだけ実行されたのでしょうか。建設環境常任委員会で理事者は、企業誘致も考える、JRや区画整理との関連も、キリン開発との関連も含めて、どうすればよいかを考えるものだという説明がありました。そして、第五次総合計画にも生かしていきたいということでしたが、一部分の活性化会議のメンバーで論議できる内容ではなく、議会としても、もっと時間をかけて討議しなければならない重大問題であります。第三者機関ばかりつくって議会を軽視する、こういうやり方は賛成できません。

  その九は、国保料を引き下げ、介護保険料・利用料減免制度を新設し、健康都市として進めてきた各種検診制度は中止することなく続けてくださいということについても、市としての救済制度は何もありませんでした。後期高齢者医療制度の導入で、国保・介護関連の限度額が、最高の方は年間六万円の値上げであります。後期高齢者医療制度を廃止し、国が財政的責任をすべて持って新しい制度をつくる、こういうことをすべきであります。

 その一〇は、市内を巡回するバスを走らせてくださいということについても、拒否回答でありました。長岡京市では、当初、利用者が少なかったようですが、利用者の立場で改善をされているようです。必ず採算に見合ったものにすることができるというふうに思うのであります。市長の決断を求めるものであります。

  その一一は、市民の生活が守られるよう、福祉予算の切り捨てや削減をせず、さらに下水道使用料など公共料金の値上げをしないようにしてくださいということにつきましては、公共料金の値上げ提案は保育所と学童保育協力金でしたが、下水道の値上げを検討する懇談会、あるいはゴミ収集料金有料化が検討されていることなど、引き続き値上げを検討する場がありますが、市民の暮らしを直撃しないようにしていただきたいと思います。

  その一二は、議会モニターテレビをロビーと職員控え室に設置してくださいということでありましたが、情報公開の立場、議会活性化、市民に開かれた議会、 障害者の方々の傍聴などなど、時代の流れであります。既に議長からの要請や、また、議会活性化特別委員会の確認でも明らかなところであります。これも予算化されていないのであります。

 その一三番目は、やめるべきだと我々が言い続けている同和問題でございますが、解同山城地協へのいわゆるトンネル補助金は違法・不当なものだということで大きな批判を受け、存続できなくなりました。ところが、今年度から名称を、(仮称)山城人権啓発推進委員会負担金八五万円として、また、部落解放人権政策確立要求山城地区実行委員会分担金一〇万六〇〇〇円、研修など参加負担金二万七〇〇〇円、こういうものは以前のトンネル予算と同趣旨のものであり、予算を削除すべきであります。

 その一四番目は、次に、今議会で明らかになった京都府主導の税の共同化問題、これは地方分権を逸脱した行政介入に当たるおそれがある重大問題であります。参加しないよう求めるものであります。向日市で多額の費用をかけた電算システムが十分に働いているのに、さらに、共同のために多額の分担金を払うのは税の無駄遣いであります。向日市の実態と、実施したときの事務内容がどうなるのか、どういう成果となってくるのか、十分な資料を出して検討するべきであります。京都府の推進委員会というのがありますが、この推進委員会の委員長をしておられるのが「税」という雑誌の一一月号に、税務の共同化は現行地方税法を超えるものだ。法整備が後からついてくるものだと書かれています。このことが府議会の予算特別委員会で問題になっております。慎重な対応と、参加しないことを重ねて要求するものです。

 以上、予算案に関して、その主なものについて、支持できるもの、反対のものとその理由、要望などを述べました。

時間の都合で詳しく述べられなかったことは、我が党の同僚議員が各常任委員会で述べたとおりであります。

採決に当たって、地方自治法は、修正などがない場合、一議案一採決ということになっておりますので、

日本共産党議員団として、本議案についての態度は反対といたします。 以上で討論を終わります。

          

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連載14、共産党が試されていると身が引き締まりました。行政から暴力・脅し排除

2019-11-19 | 反動と土地ブローカーがグルだった。

 ■□特養ホーム・向陽苑建設用地   裏でうごめいた黒いつながり       

 ある日のことです。共産党市議団控室に地元の有力者から相談が持ち込まれました。

 「いま、市では特養ホーム建設用地の買収交渉が進められているらしいが、何か不審な点が多い。ひとつ間違えば税金が無駄遣いされ市民が大損害を受けることになる。この問題は共産党でなければ調査はできないし、解決もできない。市長が馬鹿なことをしないよう正していただきたい」という内容でした。

 この方は、直接市長に面会して話ができる立場の人なのに、 なぜ共産党に来られたのか? すぐに大方の意味を理解しました。問題の奥には大きな力が働いている「不正」があるにちがいない。だとすれば「暴力・脅し」も伴うだろう。私は共産党が試されていると身が引き締まりました。

 私はすぐに法務局に行きました。予定地周辺の地図に地主や面積の確認と、その土地の経歴を調べました。さらに市の担当者に会いました。嫌がっているのを説得して、建設予定地を地図上で確認しました。

 調べて驚いたことに、予定地の上植野町段ノ町一帯の主な地主は、「兵庫リース」となっています。何故こんなへんぴなところを、兵庫県の金融会社が買い占めているのか、真相がわかりませんでした。一体どんな会社なのだろうと、兵庫県の知り合いに問い合わせたら、兵庫銀行直属のリース会社だということです。兵庫銀行といえばバブル崩壊で最初に倒産した銀行です。それに地元のA氏が絡んでいます。ますます疑問がふくらみました。不良債権、バブルの尻ぬぐいを向日市が? まさか、そんなことが…。

 もともと「自治体は担保のついた物件を購入してはならない」という決まりがあるのに、この土地には担保がついています。また、地元の有力者の名前が次々出てきます。ここまでわかれば大体の形が見えてくるものです。

 私は次のような仮説を想定しました。

 ①黒幕の悪徳ブローカーが地元の有力者を動かし、安い土地を兵庫リースに一度まとめて購入させた。②有力者が農協かどこかから金を工面してその土地を何人かで買いあげ、代金を支払うことによって個人個人のものにして担保を消す。③最後にまとめて個人名義の土地を高値で市に売りつけ、その差額を山分けする。

 ブローカーは一円も出さず書類操作をするだけでもうけるのです。この悪知恵に、有力者や農協などが巻きこまれ、市が利用されているのではないか? このまま事態が進行すれば、刑事事件にもなりかねません。

 その動きを止めるために、まず市長に質問書を出し、また、本会議でも真相を追及しました。市長や関係者は、何故こんなことが共産党にばれてしまったのかと困惑の様子でした。

 背後関係には私の想像を超えるものがあったかもしれませんが、指摘は的を射ていたようで実行直前にこの「用地買収」はストップされました。

 その後、すったもんだして現在の向陽苑(五の坪1―2)の場所が購入されました。ここに決まった詳しい経緯までは知りませんが、自治体としての間違ったやり方を正し、正常なルールに戻したと考えています。

 用地買収がすべて終わって関係書類を調べてまたびっくりでした。買収がストップした段ノ町一坪当たりの予定価格と、向陽苑の土地(四〇三二㎡を向日市が購入し無償で貸し付け)一坪当たりが、同じ金額だったのです。誰が考えても段ノ町の土地が不当に高く見積もられていたことがわかります。

 この問題は慎重に取り組む必要がありました。日々の進行状況を相談を持ち込まれた有力者に逐一報告をしながら進めていましたが、何よりも、その方との約束が守れ、不正支出を止めたことで、共産党への期待に応えられたことがうれしかったです。その方自身が所属しておられる政党よりも、日本共産党を信頼して相談していただいたことは、日頃の活動を見ていただいているからこそと思いました。段ノ町用地買収がストップして、何日かたってお会いしたとき、どちらからともなく握手しました。

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