野沢温泉 旅館 清風館 ほのぼの日記

源泉かけ流しの湯宿
ゆっくり、ゆったり、くつろぎのひとときを
~メッセージお待ちしています~

つつじ山には愛がある?

2013-06-06 20:43:32 | 清風館のご案内

今日は久しぶりの大雨になった野沢温泉です。

さて今週末はいよいよ「つつじ祭り」ですよ~!(^^)!
水分もたっぷり補充された「つつじ」さん達が、
日に日に、生き生きとして来ました。


こ~んな感じ!

さてさて、毎年解説してます「つつじ山」ですが、
頂上は公園になっていて、妙見菩薩様をおまつりする社が建てられてます。

2011年の長野県北部地震の際には、この妙見菩薩様が、
なんと震源地である栄村の方向を向いて立っていたとか。

野沢温泉に大きな被害が出る事もなく済んだのは、
菩薩様が村を守ってくれたおかげだと、語り継がれています。

5000株ともいわれるツツジの群落は、時期が来れば山を真っ赤に染め、
私達を楽しませてくれます。

山頂に至る小道は散歩道になっていて、両側には、
西国三十三番、坂東三十三番、秩父三十四番の観音霊場になぞらえた、
百体の観音石仏が温泉街をまもるかのようにたたずんでいます。

景色を眺めながら、この散策コースを制覇すれば、百箇所の霊場を
巡ったとみなされ、極楽浄土への道が約束されると伝えられています。

マニアックポイント~1~
上り坂のこの散歩道。
西国の観音様から坂東の観音様に移る道がなんと、下っている!
何故ならば、「東下り」だからです。
(昔は都が京都でしたから、京へ上る、東へ下る、って具合に
言われていたそうです。細かい工夫がされているのですよ)

マニアックポイント~2~
この観音様は1840年代に村人の寄進によって建てられたそうです。
(江戸時代ですよ~村のお年寄りに聞いたところによりますと、
その頃流行った伊勢参り等に行く人にお願いして、それぞれの札所のある
土地の土を持ち帰ってもらって、観音様の下に埋めたとか・・・
なので、私はちゃんとご利益はあると思ってます)

そんな時代に、旅行に行けない人達の為に、
こんなシステム考えた村人はえらいね~愛があるね~

ちなみに、山頂のお堂には、近年になってから、新たに百箇所の霊場の土が
納められました。

週末、まだ少し空室ありますので、興味のある方は是非、
野沢温泉に遊びに来て下さいね(^_-)-☆

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