miao的 ぶろぐ(ってば>照)

 生業:打楽器奏者 ”みゃお助”のぼやき、旅、お気に入り、猫、そして時々音楽のこと(笑)etc 

☆ 夢と現実の狭間

2008-06-08 | 【つぶやき】
友達のいるウィーンフォルクスオーパー今来日の最終演目「マルタ」を見に行く

時代は、モーツアルトが生きてた時代と同じような衣装からして、かなり古い設定。
宮廷暮らしに退屈した女性が使いとものと気晴らしに身分を偽り街に出て、そこで恋に落ちる!と言う話し
いろんな誤解などもあり、中盤では悲しい場面も…とくに、邦題「庭の千草」が歌われるときは、その美しい旋律とハーモニーに、心がグッときたりしました(--;)

ですが、まあこれはオペレッタ
最後は誤解も解け、ハッピーエンド〓となりました。


実は、演奏家を生業にしているくせに、以前は華やかな場所へひとりで出かけていくことが苦手で、なぜか引け目を感じていたものだが、最近はおひとりサマ慣れしたのか?
今は、真に華やかな場所には、むしろわくわくしながら出かける。逆に空騒ぎな嘘偽りな華やかさを気取る場所には、本能的に感知できるのか、行かなくなったかな…私。

実を言うと、私の席の両隣は同世代と見受ける女性だったが、どちらも一人で来ていた。

ホールをでたら、鬱蒼とした上野の森はちょっと非現実的な感じさえうけたが、すぐに駅のサインにより現実へ戻された

それでも、わずかな時間を「夢」見るために、私はオペラに行くのであった。

終演後にサインを求めて並ぶ、熱気さめやらぬ観客たちで、今夜も楽屋口はいっぱいでした。

*photo*
オペラ休憩時間中の一枚
えんじのカーテンは品がありますねぇ…

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。