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《心の時代へのパラダイムシフト》 自分の心をつかんで幸せになりませんか。幸福の芽を探して一歩前に出てみませんか。

現代のコミュニティの要素2福祉ーまとめる人2

2011-01-11 21:43:00 | 現代のコミュニティ

組織には何かしら利益を生むものと
そうでないものがある。
大きく言えば企業では利益を生むことが大切だが
現代のコミュニティでいう組織では、
ほとんどの場合、非営利のものとなることが多い。
コミュニティではその活動に目的があり、そこに人が集まり、
組織を形成する。

新たに地域で組織を形成するなら、やはり組織で仕事をし、
なおかつリーダーを務めた経験がある人がよいと思う。
しかし、組織で仕事をした経験のある人でも
地域の中での組織づくりはなかなか至難なことがあると思う。

大きな企業では組織がしっかりと形成されている。
すでにスタート時点で組織の中の個人というところから
始まっていく。
企業では利益を生まなくてはならず、それによって
給料を受け取るという形態をとっている。
当たり前のことである。
ひとつの組織である企業で主に役付けで長く働いた人が
例えば定年後、地域で組織作りに入ると何度も
壁にぶつかる経験をしているのではないだろうか。
企業ではその組織で活動することで給料をもらう。
所属する組織の中で利益を生み、そして給料を支払う
また受け取るということがある。
組織は上下関係で成り立つ。

しかし、地域での組織作りではその組織を構成する人を
結んでいるのは「目的」である。
町内ならその町内の住民がその区域を維持していくためと
いう「目的」を持つ。社会的生活上、どうしても必要という
形成でもあると思う。
もう少し目的が個別のものとなる組織ではどうだろうか。
最近、定年退職した人たちが地域での組織の形成というと
なかなか困難と感じている人が多いのではないだろうか。

企業での組織では「企業の理念」は大切だが給料の受給により、
組織はうまく維持できている、構成する人は維持できているのが
当たり前でわからないことがあると思う。

地域では組織づくりでは給料の支払いや受給がないため、
「目的」がその組織人をつないでいく。しかし、組織の構成で
企業ほどの上下関係が成り立たない。
地域での上下関係の維持はその組織の「目的」とその組織を
維持するという「目的」となるのではないだろうか。
構成する人がその組織を離れても個人の問題であるだけで
個人の生活に直接ひびいてくるものでない場合が多いためで
あると思う。

それではコミュニティの形成で何が大切か。
簡単に言えばその組織の目的であり、その活動内容、
そして定期的にみて何ができているかということであると思う。
また、違う視点からみるとそれが組織の魅力ともいうものに
つながっていく必要になるのだと思う
「目的」は現代のコミュニティでは組織の目的以外に、
大きな理念やイデアが必要なものとなっていると思う。

企業という組織の中で仕事をしてきた人が
地域で組織を形成、また運営の活動を始めるためには
今までと違うスキルが必要となると思う。




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