自分のやりたいことなら、
どんなことを言われても、
どんな目にあわされても、
ひとつの経験として
つみかさなっていくものがある
(唐沢 寿明)
高校を中退し、自分の好きな芝居の道を夢中でつきすすんだ彼の苦難とバイタリティに満ちた生き方を表した言葉です。
彼は、デビュー当初は無名で、食べるのにも困る時代があり、コンビニなどでのアルバイトや仮面ライダー、スーパー戦隊などの特撮の番組に脇役で出演することで、しのいでいたといいます。
また、東映では斬られ役や吹き替えなどの他に、照明や衣装の手伝いなどの裏方も担当していました。その後、「白い巨塔」での名演技で彼の名俳優としての位置は定着しました。
苦労に苦労を重ねながら、それでもすべて自分の経験として積み上げていき自分のへの財産としました。
芝居に対して真剣に打ち込み、舞台・芝居が放映されている期間は、役のイメージが崩れないようにと、他の番組に出演しないと聞きます。
自分のやりたいことを見つけ、苦労することにへこたれず、チャレンジする態度を、彼の生き方から私たちも中学生たちも学んでいくことができると思います。