箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

循環型社会を見据えて

2019年03月13日 19時18分50秒 | 校長からのメッセージ



平成の30年間に、グローバル化が進んできました。

グローバル化は、境界のない社会を生んできました。

たとえば、1990年代終わりに電撃的デビューをした宇多田ヒカルはニューヨークの出身です。

日本の産業には、外国人労働者が加わり、いまや日本の産業を支える存在になってきています。

テニスの大坂なおみ選手に、国内から惜しみない拍手を送る。

このように、昭和の時代には、「日本」という島国の中で、完結していたものごとのが、平成の時代で「境界のない社会」に変わってきたのです。

また、昭和の時代には、発展途上の国と言われていたアジアの国々の産業が発展して、いまや日本の影響力は下がってきています。

来たる新しい元号の時代での未来への展望は、この「境界のない時代」がさらに拡大する中で見つけていくことになります。

同時に、日本の過去の歴史の積み上げの中に、未来を展望します。

日本の食文化や観光名所、相手の心情を推し量り察する習慣、人をもてなす文化などの蓄積の中に、未来を展望します。

資源を費やし、新しい製品を作り、繁栄していくという成長型の社会ではなく、日本の過去の蓄積を、国外に向け循環させていく社会に、日本の未来を描くのです。






三中の3年生の中には、面接練習のときに言ったり、自己申告書に「将来は、英語を使い外国の人に関わる仕事がしたいです」と書いている生徒がいました。

彼らの願いは、境界がますますなくなっていく世の中に自分を開き、日本が蓄積した文化を循環させる役割を果たすことことで、応えていくことになるのかもしれません。


明日、3年生は卒業していきます。今日は、2年生から明日の卒業式で胸につけるコサージュを受け取りました。

大地讃頌を、しっかりと歌っていました。



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