箕面三中 校長室からのメッセージ

おもに保護者のみなさまに向けたメッセージです。生徒の近況を伝えるとともに、教育と子育てについての情報をお伝えします。

箕面市は長寿のまち

2018年09月17日 14時13分17秒 | 校長からのメッセージ




本日は敬老の日、西南小校区の敬老の集いが、西南小でありました。

第一部では、来賓祝辞で、箕面市長から長寿について、次のような紹介がありました。

全国に約1800ほどの自治体があるのですが、箕面市は長寿が、1800の自治体のうち男性は7位、女性は20位だそうです。

なかでも、女性は近畿圏の自治体の中では、1位になるのです。

健康で長生きする人が多い箕面市であり、とくに女性は近畿地方の中で一番長生きする人が多い市町村であるということになります。

このブログをお読みのお母さんがた。みなさんは長生きする人になられるかもしれません。

100歳までは無理でも(いまの小学5年生は、その半数が100歳まで生きると、専門家は言っています)、かなり高齢まで生きることができます。

そうなると、子育てはあと10年ほどです。

お子さんの成長がなによりも喜びというのはわかります。

でも、子育ても大切ですが、子育て終了後、ご自分の人生は、30年以上続く人が多いのです。なかには、子育て後、40、50年ほど続く人もいるでしょう。

ご自分のライフプランを今のうちに考えておかれた方がいいのではないかと、私は思います。

ということを、私は考えていました。



さて、第二部(演芸)の司会は、三中演劇部が務めました、

じつは、いま箕面市立中学校で演劇部があるのは三中だけです。

そのことを、部員が自己紹介を兼ねて会場で伝えると、「へー!」という声が、会場からあがりました。

そうなのです。三中演劇部は、歴史のある文化部なのです。

ほかの中学校では、部員が減っていき、廃部になりました。三中演劇部は、少人数ながら、活動を続けています。

また、演芸では、三中吹奏楽部が演奏しました。

お年寄りの人にも馴染みの深い選曲で、「上を向いて歩こう」、北島三郎の「まつり」などてした。

またアンコールでは、来たる9月30日のマーチングコンテストで演奏する「元禄」を披露しました。

地域の高齢者も手拍子をして演奏を聴いてくださいました。

ありがとうございました。どうか末永くご長寿となりますよう、お祈りいたします。
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教職の意義とは

2018年09月16日 12時00分40秒 | 校長からのメッセージ




(写真は働き方改革のポスターTeamSpirit より引用させてもらいました。)


いま働き方改革がさかんに言われています。

国の考えでは、「1億総活躍社会」を実現するためには、働く人の個々の条件や事情に応じて、多様な働き方を選ぶことのできる社会にしていく改革です。

その背景には、日本社会が少子高齢化が進み、生産年齢人口が激減する中で、50年たっても人口1億を維持して、職場や家庭、地域で誰もが活躍できる必要性が指摘されています。

ただし、学校の教員の働き方改革は、文科省が一般社会とは少し違ったトーンで、各自治体の教育関係者に伝えています。

教員は、一般企業にくらべ、メンタル疾患で病休になる人が多くなっている。それは時間外勤務の長さが問題だ。

日本の教員は時間外勤務が他のOECD諸国とくらべ、格段に長い。だから学校の組織化を進め、本来学校が担うべきでない仕事と担うべき仕事を切り分け、早く帰りなさいというものです。

一般社会にしても、学校社会にしても、国が国民に言っていることは、「働き方を変え、生産性を上げよう」ということです。

ですから、「LGBTの人は生産性がない」というような発言が中央省庁の関係者から出るのです。

人生100年時代が来て、長生きできる人が増えます。社会保障費が増え続ける。だから、元気で長生きして、国民一人ひとりが生産性を上げましょうというのが本当のねらいでしょう。

しかし、こと学校に関して言えば、教員の労働の本質的な価値は何かと言えば・・・、

子どもに知識や技能を教え、それを活用する学力をつけ、人と人間関係を築き、社会人としての力を育てることです。

現代は、人間の価値を、その人の生産性で決めようとする社会になりつつあります。

生産性を測るのは、GDPが指標になります。経済の視点、おカネの視点で人間の価値を決めようとする方向に、ベクトルが向いています。

しかしながら、この世の中には、生産性では測れない価値があるのです。

児童生徒とともに、笑ったり、泣いたり、悲しんだりすることで、子どもも教師も成長します。

そこには、感動があります。人としての尊い喜びがあります。





昨日の文化祭の劇では、観ている人が楽しみ、喜んでくださり、演じたクラスの子が満足そうにクラス写真をみんなで撮っていました。

子どもたちも学級担任にも、笑顔で写真を撮っている、その裏には、取り組みの途中で、いくつかの問題やトラブルに出会い、それを一緒に乗り越えてきた経過があります。

だから、感激もひとしおなのです。


学校の場合、たんに、労働時間や仕事の仕方を変える技術論では、問題解決には向かいません。

教職という労働の価値は、生産性では測れません。

私は、これが教職の尊さであると思います。

「たかだか、学校の教師が」、「世間知らずの教師が」という世間からの言葉に対して、教師は教師で、矜持をもち、もっと自分の仕事に自信をもち、子どもを育てることの尊さをひろく伝えていくべきだと、私は考えます。
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ささゆりのごとく 三中文化祭

2018年09月15日 16時11分56秒 | 校長からのメッセージ



本日は、第30回文化祭でした。

保護者、地域の方は、ご来校くださり、ありがとうございました。



1年生の校歌木彫りには、1年生一人ひとりの思いが刻まれています。



2年の合唱は、金賞がB組、銀賞が C組、審査員特別賞がE組でした。



学年合唱では、『unlimite』を全員でうたいました。 視聴(クリックしてください)➡️unlimited

3年生の劇は、今までに培ってきた仲間関係がよく伝わってくるものになっていました。



演劇部の発表は、3年生がこれで引退となる最後の劇でした。



吹奏楽部の演奏は、ふだん校外で演奏する機会も多いのですが、きょうは三中で三中生に演奏を聞いてもらうひとときとなりました。





美術部の発表は、部員が多いぶん、作品数が多く、生徒の見学はもちろん、保護者や地域の方々も熱心に見学されていました。





また、教科の展示も力作が揃っていました。

閉会式での私から各学年生徒に向けた講評の要旨は、以下の通りです。


【文化祭校長講評】

1年生に対して

今年で、箕面三中は創立45年です。しかし、校歌の歌詞は三中のどこにも掲示していない。「柴山に 人知れず咲く そはささゆり 気高く 優しき姿 云々」この歌詞は、三中の生徒を見事に表しています。

それを45年目にして、47期生が文字にしてくれた。ありがとう。

この功績は三中の歴史の中でもたいへん大きいことです。「人は思っているだけでなく、文字にして、その気持ちが確かになる。」

三中生の自覚を高めることにつながります。「この文字がずっと残っていくんや」とつぶやき、心を込めて木を彫っていた姿が、私の印象に残っています。

心のこもった校歌木彫りを大切にしていきたいと思います。


2年生に対して

私は、「学年合唱を成功させたいですね」と話し合っていました。

女子の数が男子よりもかなり少ない学年なので、バランスがとりにくい。

普通でも男子の声が聞こえやすく、女子の声が消されがちになってしまう。また、男子ががんばって大きな声を出すので、女子のがんばりが必要だった。

何度も練習風景を見せてもらいました。大きな口を開け歌えるように変化してきました。私は何度その姿に感動したこことでしょうか。

必死になることの大切さを、2年生は見せてくれました。unlimitedにあった歌詞「命という奇跡をがむしゃらに輝かせながら」と歌った、そんな2年生に次の言葉を贈ります。

「人は必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」。

これからも一生懸命に取り組む学年であってほしいと思います。


3年生に対して

3年生はそれぞれ自分の役割を理解して、みんなで劇をつくってきました。

役者つまりキャストは舞台の上で目立ちます。かりにキャストが花だとすれば、私は次のように言います。「花も大切だが、花を咲かせる土も大切」。

スタッフや裏方は花を咲かせる土であるかもしれない。でもその土が栄養をしっかり蓄えているから、花はきれいに咲くのです。

また、キャストについていえば、セリフの多い、少ないは関係ない。

ワールドカップで本田選手は、自分の出番は一つの試合のなかの20分から25分だと思っていました。与えられたその短い時間でパフォーマンスを爆発させようとしていた。だから、ワールドカップで活躍しました。

みなさんも、たとえ一言ぐらいしかセリフがなくても、ステージの隅っこにいても、その子が自分の役をしっかり演じようと気持ちを高めている限り意味はあるのです。

もっとも、こういうことを私が評価するまでもなく、3年生はそのことをわかっていたと思います。


ささゆりのような三中生の姿が見ることができた文化祭でした。お疲れさまでした。
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明日は三中文化祭

2018年09月14日 12時01分55秒 | 校長からのメッセージ



1年生の校歌木彫りは、今日の午後から文字どうしをくっつけます。

明日は、校歌にして展示します。

ぜひ、ご覧になってください。




2年生は、この1週間でよく声が出るようになりました。

さらに、生徒の合唱に対する意欲がたいへん高まりました。

明日、聴いてください。

ほんのさわりの部分だけを、動画2本で聞いてください。

動画1➡️クリック

動画2➡️クリック






3年生は、明日に備え衣装を身につけ、最後の練習に精を出しています。

劇は3年生の表現の機会、自分のクラスを紹介する場です。



お忙しいとは思いますが、あすはご家族そろってお越しくださり、お子さんの準備・練習の成果を参観してください。




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クラスの団結が見えてきた

2018年09月13日 15時02分07秒 | 校長からのメッセージ










1年生の校歌木彫りは、多くの生徒が文字を掘り終え、表面がなめらかになるように磨きをかけ、文字に色付けをしました。


箕面市立第三中学校校歌

1
柴山に 人知れず咲く

そは ささゆり

たくましき いのちを

秘めて 気高く 優しき姿

我が学舎の 泉なり

強し 麗わし

箕面第三中学校


2
青嵐の 歌に育ちし

そは ささゆり

萌えいずる 希望は

翔けて けんらんの 文化に挑む

我が学舎の 誉れなり

伸びよ たたえよ

箕面第三中学校

(作詞:明石恭子 作曲:泉道雄)

文化祭当日には、この校歌の木彫りがC棟1階に展示されます。



2年生の合唱も、熱が入ってきました。

指揮者の指揮も、歌をリードして、さまになってきています。

ピアノ伴奏の生徒が、渾身の力を込め弾く姿には心打たれます。



3年生の劇は、大道具のバック絵はほぼ完成し、2階の渡り廊下は人が少なくなりました。放課後も使い仕上げので順調に進んでいます。

今日は、キャストの子たちが衣装を身につけ練習しているクラスもありました。

このように、全校生徒は取り組んでいます。

今の中学生にありがちな小グループに固まり、クラスの一体感がもちにくい特性が、少しずつ団結や広いつながりに変わってきています。
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