5月20日(日)「明日香」の旅サイクリング② に行って来ました。 4月に予定して居りましたが、4月の土曜、日曜と言うと、天候が悪く雨ばかり・・・5月に入ると、日曜日が晴れマークになったので行きました。
「飛鳥駅」に着いた時には14名でしたが、一人電動自転車が合わなく脱落、
最初に行ったのは、「石舞台古墳」
我が国最大級の横穴式石室を持つ方形墳。築造には相当優れた巨石運搬技術が要求されたことを物語っている。蘇我馬子がこの付近に住んでいたのと、墓が巨大であったという記録から一般に馬子の墓とされている。
横穴式石室から出てきた、主人と会員さん達
次に向かったのが、勧請綱・石橋 (栢ノ森~芋峠~吉野~吉野上市)
稲淵・栢森の綱掛神事
稲淵集落の入り口と、さらに上流の栢森集落との境目付近に飛鳥川をまたいで、ワラで作った男女それぞれのを吊り下げた長い勧請綱が架け渡されている。これは、外部からの悪霊、邪霊、を追い払うため一種の厄除けで、上流は”めづな”下流は”おづな”と呼ばれ、栢森集落では毎年1月11日に、稲淵集落では毎年成人の日に新しく掛け替えられる。(サイクリングだから此処まで来れました。)
南淵請安の墓
請安は608(推古16年)の遺唐学生の一人で、在唐32年、640年、(舒明12年)に新羅より帰朝、中大兄皇子や鎌足の師として蘇我氏打倒をひそかに謀った”大化の改新”の陰の人物、稲淵の神明塚という高台に墓が有る。
そろそろお腹も空いてきたので、昼食場所を探す。 「国営飛鳥歴史公園」で昼食
歌を朗唱
32 ● 1-2 大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は
煙立ち立つ 海原は 鷗立ち立つ うまし国そ 蜻蛉嶋 大和の国は
銀輪部隊12名 撮影者1名 合計13人
犬養記念館に入り、先生のビデオを観た後、外でお茶にする。
チョット一息入れて、お茶を飲みながら雑談
今日最後の見学「伝蓋宮(いたぶきのみや)跡
皇極天皇の宮殿跡で大化の改新の舞台となった場所。約30年間にわたって継続発掘調査が行われ、石敷の広場や大井戸跡が出土しているが、数層の重複がある。最近の発掘で天武天皇時代に関係する木簡が発見され、上層部は天武天皇の飛鳥浄御原宮跡の可能性が強くなっている。
贈答歌
17 ● 2-103 我が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後 天武帝
18 ● 2-104 我が丘の 龗に言ひて 降らしめし 雪の砕けし そこに散りけむ 藤原夫人
今日はこれまで、銀輪部隊は「橿原神宮前」まで帰り、此処で自転車とお別れ、京都行16時7分の急行に乗る。
お天気は曇りで、汗もかかづに気持ち良かったです。 「飛鳥」は広いですね~これから何回来るのかな?