ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

昨日は、万葉の旅ハイキング

2008-09-29 15:23:32 | 万葉関係
昨日は、「152回葛城古道の旅」ハイキングでした。
京都万葉同好会としましては、3ヶ月振りのハイキングです。

京都駅では、懐かし人達がお見えになり、又日記を見て、参加された人達(mix)
20数名が集まり、合流の場所(御所駅)では、男性が32名・女性8名の合計40名の人達が参加されました。

バスで、「風の森」まで行き、後は歩く

天候は、曇で絶好のハイキング日和です。



葛城古道の道案内

初めに、今回初めて「風の森神社」を訪れました。



風の森の説明




風の森 「志那都彦神社」はこじんまりとした祠でした。



風の森付近の田園風景 稲と彼岸花のコントラストが綺麗です。

歴史文化館を訪れて「葛城の古道コースー」のガイド・地図を入手



歴史文化館 近くの遺蹟から出土した土器なども展示している。

① 春楊 葛城山に 立つ雲の 立ちても坐ても 妹をしそ思う 
              巻11-2453  柿本人麻呂

② 飛鳥川 黄葉流る 葛城の 山の木の葉は 今し散るらし
              巻10-2210  作者未詳

③ 天ざかる 鄙の長道ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島見ゆ
              巻3-255    柿の本人麻呂

歌の説明をする。




隣にある「高鴨神社」に詣でる。

「高鴨神社」は全国の鴨社の総本社

葛城古道を辿り、朝妻を通り~

朝妻  万葉集 

  今朝行き手て 明日は来なむと 言ひし子が 朝妻山に 霞たなびく
             巻 10-1817  人麻呂歌集 

  児らが名に かけの宜しき 朝妻の 片山岸に 霞たなびく
             巻 10-1818  人麻呂歌集

  紀ー50 朝妻の 避介の小阪を 方泣きに 道行く者も 偶ひてぞ良き
                                仁徳天



葛城山


坂道を登り辺りが開けた所に、「白雲の峰」が見えた。



「高天彦神社」の背後に迫る山は、ご神体山「白雲峰」で高さ694mで別名は「高天山」とも言われる。




「高天彦神社」に行く前に「鶯宿梅」の木が有りました。
ここは一年中鶯が居ると言う事なんですが、鶯は居なかった。




「高天彦神社」に行く参道には、杉の木立が有った。




「高天彦神社」の説明


「高天彦神社」で遅い昼食になりました。




「高天彦神社」


記念写真を撮り~ハイキングの後半に

此処でチョット手違いがあり・・・先頭集団は、さっさと出かけて、リーダの集団は、「白雲の峰」の説明をして居り・・・私たち三人は、先頭集団を追いかける事に・・・幾ら歩いても追いつけない・・・「高天原伝承地」を通り、「橋本院」の横を通り、「極楽寺」と向かう。
足場の悪い坂道を抜けていくと、街並みが見えた。



雲がたなびいているような素晴らしい景観で、思わず写真をパチリッと・・・

極楽寺に着いた時には、先発隊は、居なかった。

遅くなるからと、先に帰ってもらった。



極楽寺 天歴5年(951)に一和僧都が草庵をむすび仏頭を祭ったのが始まりと伝わる。
石段の上に建つ鐘楼門からの大和一望も良い

私たち3人は、リーダー達と合流するためにここで待つことに・・・
リーダー達は、「クモ塚」に寄っていた。

帰り際に又、分散して、帰途に付く人と、「極楽寺」に来る人とに別れ、私達10人は、一番最後になってしまった。
この頃になると、お天気も怪しくなり、雨が降ってきた。

家に着いたのが19時30分でした。

後半のハイキングは、何かバラバラになり気を使い疲れました。

会員本郷さんと、mi-manの混合写真です。