ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

源氏物語千年紀展・・・(^。^)

2008-05-22 16:56:09 | 日常の事
        
                  ~時空を超えて~

昨日は、あきちゃんと、文化博物館に行って来ました。

ぶんぱくでは、源氏物語2008と言う項目で、「源氏物語千年紀」が開催されています。

中に入った途端、タイムスリップした様な雰囲気です。

「源氏物語」の書かれた時代は、摂関政治という政治形態がとられていた時代です。
摂関政治というのは、天皇候補の皇子が生まれ、その子が無事に天皇となったあかつきには、母方の祖父や、叔父などが摂政・関白となり権勢をふるうという仕組みです。
だから天皇の后候補を出せる可能性のある家柄の家では、内には后候補となる女性を、その女性が生む子供には、将来、天皇になれる男子をと願いました。
そして、自己の家の繁栄を願ったのです。

また、后候補を持つ家では、女性の能力アップが必至でした。
そんな中で、紫式部や清少納言の活躍の場が広がっていきました。
彼女たち才女の出番が来たのです。
彼女たちは決して政治の中枢にあった家に生まれたわけでは有りませんが、代々学者の家の生まれでした。
幼い頃から女性ながらも学問・教養を修得し、才女の季節を華ひらかせたのです。
王朝時代は女性が歴史の表に出て活躍した時代だったのですね。(パンフレット引用)

紫式部の日記から、寛弘5年(1008ねん)には宮中で読まれ評判になっていたことがうかがえる源氏物語。
そこで2008年を「源氏物語千年紀」ととらえ、特別展が開催された。
千年の長きにわたり愛されてきた源氏物語の世界、その主要な登場人物や名場面を優れた美術作品によって紹介され、又源氏物語の背景となった平安時代の文化や、源氏物語をめぐって現在まで積み重ねられてきた様々な営みを見ることが出来ます。
国宝、重要文化財、重要美術品約40点を含む計160点が展示されています。









車争い





国宝の書簡

初めのうちは、丁寧に見ていましたが~沢山の展示品なので、1時間半かけてもみんな見きれ無かった。

又沢山の人で、最後には疲れました。