今日は、第5番目の「銀屋町」
「銀屋町傘鉾」
町名に因んで銀細工の金色の鯱が置かれている。鯱は紫の印綬を口に咥え、銀波を散らし、まさに天に登ろうとしている。
垂れは塩瀬に荒波を染出し、金銀のしぶきをつけている。
「鯱太鼓」
若い人達が、大太鼓・小太鼓を力強く打つ姿がカッコ良かった。
中に女性が一人居られて、右手を挙げて、カッコつけていたのが、印象に残っている。
古代中国において「東の方角大海中に神仙の住む国が有り、そこは不老長寿の世界なり」という伝承がある。その大海なかに棲む神仙の鯱が海原を裂き天空を目指して昇る時「蓬莱の鯱」となる。
やがて蒼てんに至り「黄金の龍」となり、人々に「吉祥」を招くと云う「蓬莱鯱伝説」を据太鼓と山車により表現し奉納するものである。
「ホーライコ」と担ぎ手の勇ましい声に合わせて、てっぺんに黄金に輝く鯱を乗せた銀屋町の山車が宙に舞い上がる。
明日は、第6番目の 五嶋町 龍踊り 待ってましたと~と声がかかりそうです。