細野豪志ブログ
衆議院議員 細野豪志の活動報告です
 



国会での本格的な論戦が始まりました。私は、今国会から文部科学委員会に所属することになりました。これまで、原子力、海洋、宇宙など、「科学技術」の分野には関わってきましたが、「文部」すなわち教育政策への関わりは多くありませんでした。そんな私が、文部科学委員会を志願したのには理由があります。

何としても実現したいと考えているのは、福島県の双葉郡に良い学校をつくることです。福島復興のカギは、子どもたちが元気に育つ環境ができるかどうかにかかっています。政府与党の時には、食品の検査体制や健康管理体制の整備などに取り組んできましたが、浜通り、特に双葉郡にはなかなか子どもたちが戻ってきません。マイナスを取り除くだけではなく、プラスをつくらない限り状況は変わらないでしょう。

故郷を離れざるを得なかった双葉郡の中高生の中には、サテライト校で授業を受けている子どもいれば、新天地で学校に通っている子どももいます。福島県では、双葉郡教育復興ビジョンを策定し、そうした子どもたちが通うことができる中高一貫高校(当初は高校のみの可能性が高い)を新設すべく準備を進めています。開校は平成27年度。一年半後というのは厳しい日程なのですが、震災から4年が経っていますので、これ以上遅らせることはできません。これまでも福島や文部科学省の関係者とは協議してきましたが、27年の開校に向けてこれからが正念場ですので、開校を国会から全力でサポートしたいと思っています。

新しい学校では、勉強はもちろん、文化芸術、スポーツで一流の指導を受けられる体制を整えるべきだと思っています。将来的には、来年4月からスタートする予定のスーパーグローバルハイスクールに指定することで、世界に通用する人材を育てることもできるでしょう。先日、いわき総合高校の高校生と話して改めて感じたのは、厳しい困難を乗り越え、福島から傑出した人材が出るだろうということです。原発事故の収束に責任のある私には、それをサポートする責務があります。

 

もちろん、文部科学委員会に所属するからには教育全般に関わっていきます。民主党の文部科学部門を背負ってきた鈴木寛氏の分まで頑張らねばなりません。特に関心を持っているのは、演劇、音楽、歌舞伎、落語などの文化についてです。一流の文化に触れることで、私たちは自らの人生や社会とのつながりについて考える機会を得、社会の一員としての根っこを確立することができるようになります。そうした機会は、どのようにすれば年齢や地域を問わず提供できるのか、考えたいと思っています。

教育には、私たちが目指す「地域主権」「新しい公共」「共生社会」「社会的包摂」をつなぐ力があります。民主党は、コミュニティスクールを増やし、地域住民が学校運営に関わることで強くて柔軟な地域社会をつくることを目指しています。ここから腰を据えて、綱領に示したビジョンの具体化にも取り組みたいと思います。



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