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レバレッジ規制を比率計算してみると・・・

2009-05-23 10:42:37 | 日々雑感&FX日記

今般、FX取引の「レバレッジ規制」のことで賛否両論の意見が噴出しています。
先日も、日本経済新聞が25倍のレバレッジ規制ということを報じました。

高レバレッジで取引されておられる人々は、
それなりの支障が出ることになりますから、反対の意思を表しておられます。

興味がありましたので、実質レバレッジの比率計算をしてみました。

100倍以上の実質レバレッジで取引されている人々には、下記の比率計算例は無意味ですが、
100倍前後以内の実質レバレッジで取引されている人々には、
今回の規制でも影響が少ないと思えるのですが、どうでしょう・・・

「レバレッジ規制」の比率は、
算定の基準が必要証拠金と維持証拠金とでは大きく違ってきます。

例えば、レバレッジ25倍として1,000万円相当のポジションを持つ場合、証拠金は40万円です。
必要証拠金であれば40万円で取引できますが、
維持証拠金であれば40万円+αの証拠金が必要になります。

FX事業会社によって、証拠金の形態は違っていますので、どちらかの証拠金になります。

維持証拠金の場合は、維持証拠金+α分の証拠金が必要なので、実質レバレッジは25倍以下になります。

ところが、
必要証拠金の場合は、ロスカットまでの余剰がありますので、
仮にロスカット水準を必要証拠金の50%の20万円とすれば、実質レバレッジは50倍になります。
さらに、ロスカット水準を下げて25%の10万円とすれば、実質レバレッジは100倍です。

ということは、
実質レバレッジ100倍前後以内で取引されている人々は、あまり問題視する必要がないかと・・・

あくまで、しろうとの知識による計算です。
誤りがありましたら、ご指摘下さい。

きのうの夜のEURJPYは、上値への展開になりました。
配信レポートでは、「クロス円は上昇気味」との見解が示され、
また、きのうのブログでも触れた日足のSARから、132.00でのロングポジションを保有しました。
一部のポジションは、設定したターゲットレベルでT/P出来ました。
残りは、オーバーウィークのポジションとなりました。