堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

侯爵家のアルバム

2011-04-21 23:59:59 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、佐倉市にある国立歴史民俗博物館で開催している

「侯爵家のアルバム ― 孝允から幸一にいたる木戸家写真資料 ―」

を見てきた。


  034_2 パンフレット



これは明治の三傑といわれた木戸孝允から昭和天皇側近の木戸幸一までの

木戸家4代にわたるアルバムの写真から近現代の歴史を見るという企画展です。


木戸孝允は堅曹さんも会っていて、速水家には「松菊」の銘のはいった扁額が残されている。

余り写真が多く残っていない人物なので、ぜひ見てみたかった。





Sbsh0073_2 国立歴史民俗博物館


さて、手入れされた新緑のなかにある歴博。

あまり人がいないな、とおもったが、この展示会場には結構人が入っていた。


入り口には詳細な家系図のパンフレットが用意され、木戸家の複雑な関係がわかるようになっていた。

妻の松子(幾松)のこと、山尾庸三との繋がり、跡を継いだ養子たちのこと‥。


ところどころにPCでアルバムのすべての写真が検索できるようにもなっていて、

親切な対応だとおもった。

掲示されている解説文も、ありがちな賞賛ばかりではない時代を踏まえた考察が行き届いていて、

とてもいい。

写真から、なんとはなしに木戸孝允の人となりが想像できるような気がした。

古写真好きにはなかなか見ごたえがあり、じっくりと楽しませてもらった。



ただ節電のため4時で閉館(入館は3時半まで)は早すぎないだろうか。

時間がなくなり常設展や図書館が覗けなくて残念だった。


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