身勝手な主張

日々感じた様々なことを、自分勝手につぶやき主張します。

ある不等式 ~距離空間への応用

2016年05月31日 | 数学・数学教育
2016年5月31日(火)


  高校数学にも登場してくるような不等式を取り上げ、この不等式が距離空間へ応用されることをみておこう。

  距離ということばは、小学生でも知っている。数直線上に基準となる点から右へ3cm離れた点xと右へ5cm離れた点yがあるとする。このときのxとyの距離を
d(x,y)で表すこととする。すると、xとyの距離は周知のように

   d(x,y)=5-3=2  2cm                ・・・・・・(A)

となる。平面上で点x=(3,4)と原点O=y=(0,0)との距離は、

   d(x,y)=√(3^2+4^2)=√25=5             ・・・・・・(B)

となる。

  距離を拡張したい。例えば私と私の好きな女性が電車の中で接触するほど向かい合っているとしよう。私をx,私の好きな女性をyとしよう。このとき、2人
の距離d(x,y)を次のように定めるとする。

   x=yのとき        d(x,y)=0
   xとyが等しくないとき       d(x,y)=+∞           ・・・・ ・(C)


 これは私と私の好きな女性との心理的距離?。自分と自分との距離は0、自分と他人との距離は+∞・・・。(B)の意味での私と私の好きな女性との距離は
ほとんど0に近いけれど、心の距離?は∞となる。すぐ近くにいながら全く私と私の好きな人との心が通じない状態を、(C)の距離が表していると考えると
わかりやすい。
  
  距離を自由に考えたい。この場合、距離が最低限満たす条件を決めておくことが必要になる。つまり、距離を定義するのである。距離は定義するもので、
測るだけでないのである。こうした自由な発想から、距離空間の概念が生まれてきた。

  ・ 数直線の作る点集合をXとすると、(A)の距離によってXは距離空間となる。
  ・ 平面の作る点集合をXとすると、(B)の距離によってXは距離空間となる。
  ・ 私と私の好きな女性の集合をXとする。このとき、(C)は距離の条件を満たして、距離となる。(C)の距離によってXは距離空間となる。


  ある不等式から出発して、距離空間を復習してから、その不等式が距離空間で応用されるのを眺めてみた。






(追記)昨日の一風景

(1)昨日30日は、朝10時過ぎに家を出て三重県東員町のイオンモールに出かけた。買い物のためである。イオンモールには10時30分頃に着いた。
このごろ、大垣には行かなくなった。大野町のバラ公園の行き帰りに大垣を経由したのが2ヶ月ぶりであった。生活圏が三重県の方になった。それ以外は
放送大学の関係で、岐阜市へはよく行く。
  イオンモール東員は、3階までが売り場となっている。近郊のイオンでは、一番大きいモールとなっている。
  2~3日後には、もう一度に行くことになりそうである。

 
イオンモール東員の2階。ジョーシンや本屋などがある

(2)2週間ぐらい前に桑名市の「花ひろば」で500円弱で購入してきたアナベルがきれいに咲いている。幹が細いこともあって安かったが、花はよく
映える白である。
一緒に購入した花ショウブも、花が咲き始めた。 
  
  
アナベルの花  

 
花ショウブ
 
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岐阜県の初任者研修(スタートアップ・プラン)再び

2016年05月30日 | 教員養成・現職教育
2016年5月30日(月)


  もう、5月も終わりである。Mも含めて今年度新規採用された初任者も、勤務になれてきたことだろう。そして、毎週6時間のワン
パターンで繰り返される初任者研修の校内研修にもそれなりにこなしていることだろう。
  私は初任者研修について、岐阜県教育委員会教育研修課(岐阜県総合教育センター内)が出している初任者や初任者を指導す
る拠点指導員・校内指導員(チーム方式)、初任者指導員(1人方式)向けの資料を調べてきた。また、初任者研修も含めた現職研修
に関するいくつかの論文も読んでみた。その結果不十分であるが、岐阜県で実施されている主に小学校の初任者研修についてはほ
ぼ全容がわかってきた。同時に、問題点も見えてきた。

  岐阜県では常勤講師経験者も含めて、今年度教諭として新規採用されたものを全員を対象にして同一時間数・内容で一律に初
任者研修を実施する。受講対象者が多いことも理由かも知れないが、そのマニュアルや実施要項は岐阜県総合教育センターもしく
は6つの教育事務所のホームページに掲載されている。しかし、もう1つの初任者研修である「スタートアップ・プラン」については、
対象者が15名と少ないこともあって、その研修の内容がホームページに詳しく掲載されることはない。「スタートアップ・プラン」は
2016年4月、ちょうどMの同級生が新規採用された年に始まった。(注1)今年で、3年目となる。多くの人が「スタートアップ・プラン」
については、知らないだろうと思われる。事実、私も2014年の10月頃にネット上で朝日新聞の記事が公開されて、初めて知っ
た。当時はそれほど関心があったわけでない。今年になって初任者研修について調べるようになって、併せて関心を持った訳である。
初任者全員を対象とする初任者研修と違って、「スタートアップ・プラン」はわずか15名の小学校校種の新卒者のみの初任者を対象と
した特殊な研修である。ネット上で公開されている資料も、断片的な資料があるだけで、全体像を知るにはほど遠い。このブログでも
散発的にとりあげたが、ここで整理しておきたい。今までのブログにリンクを張っておく。参考にされたい。

「スタートアップ・プラン」関連のブログ
   岐阜県教育委員会の新規採用教諭の研修 ~「スタートアップ・プラン」について(2014年4月7日)
   ブログ記事の追加と訂正 ~そして、岐阜県各務原市の教育委員会会議録を読む(2014年4月21日)

  ここで、「スタートアップ・プラン」について数少ない資料

   平成28年度研修事業(美濃教育事務所)

の記述を元に、、「スタートアップ・プラン」についてもう一度整理しておこう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
研修事業名
    初任者研修スタートアップ・プラン(小)

対象
    初任者の内、小学校に配属された平成28年度初任者研修対象者の中で、指定されたもの

内容及び留意点等
    ・ 教育公務員特例法第23条の規定に基づき、関係通知(通達文及び初任者研修実施要項都道府県)を踏まえて実施する
     年間の「初任者研修(小・中学校)に加えて実施する。
    ・「岐阜県型初任者研修」に掲載した「新規研修プラン」を基に実施する。
    [1年の前半](集中型研修)
    ・副担任として知識やスチルの習得と、勤務校での実践を通した研修を実施する。
     ①スペシャリスト実地研修Ⅰ(教科指導について学ぶ)
     ②スペシャリスト実地研修Ⅱ(生徒指導、教育相談、特別支援教育等について学ぶ)
     ③総合教育センター研修(年間を通じて金曜日に8日間設定)
      (教科指導を中心に、学級経営の基礎、教師の使命感等について学ぶ)
     ④校内研修(所属校で学級経営、児童理解について学ぶ)
    [1年の後半](実践型研修)
    ・ 担任として必要な力量を身につけるため、実践(授業、学級経営)に重点を置いた勤務校での研修を、実施する。また、
     必要に応じてスペシャリスト実地研修を実施する。

日数・開催日・会場
    スペシャリスト実地研修 7日
    ・教科指導 4日(半日実施可) 、学級経営3日(半日実施可)
     スペシャリスト実地研修を実施する各校
    センター研修 8日・・・・総合教育センター
     4月8日、5月20日、6月10日、10月7日、11月11日、12月9日、1月27日、2月10日
       いずれも金曜日
                               平成28年度研修事業(美濃教育事務所)より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  若干、付け足しておこう。

 (1)スタートアップ・プラン対象者について
   
  a)小学校に配属された平成28年度初任者研修対象者のうち、全県で15名。
  b)新卒者(常勤講師経験者や既卒者は、対象外)
 以下は、推定
  c)小学校及び中学校の両教員免許状を所持している
  d)教員採用試験での成績優秀者
 配属先
  e)児童数200人(2クラス)程度の学校規模の小学校をスタートアップ・プラン実施校として選定し、そこに選任した対象者
   を配属する。副担任とする。
 
  スタートアップ・プラン対象者がどのように選定されているか、全く不明確である。a)について、15名であることがはっきりしているが、
その配分は6つの教育事務所に最低2名が所属していることは、推定できる。スタートアップ・プラン対象者は、学級担任を持たずに副担任と
なる。その担任は常勤講師が配属され、初任者指導の面から経験豊かな退職教員(校長級も含め)が勤めることになろう。予算措置が必要であ
ることから 、あらかじめ人数は15名に限定されている。
  b)について、新卒者に限定しているのは、先入観のない白紙の状態で研修を受けさせたいとの県教育委員会の思いからであろう。
勤講師経験者や既卒者を対象者に含めないのは、是非は別として、県教育委員会の思惑がなんとなくわかる。
 c)について、研修内容を見てみると教科指導が大きなウエートを占めていることがわかる。将来の教科のスペシャリストの育成も目指し
ている。そうなると、推定の域を出ないが、スタートアップ・プラン対象者にある教科の小・中学校の両教員免許状の保持を求めることは、当
然と言えよう。ただ、15名を教科の種類を考慮して選任しているかどうかについては、不明である。
  d)県教育委員会が保持している初任者に関するデータは、教員採用試験時のものしかないであろう。したがって、選任にあたって、教員採
用試験の成績が重視されるであろう。
  スタートアップ・プラン対象者は、e)のスタートアップ・プラン実施校に計画的に配属される。スタートアッププランの校外研修は金曜日
に実施されることになっている。火曜日にも初任者研修の校外研修が実地されるので、学校を空けることが多い対象者であるから学級担任は無
理で、15名全員が副担任となるわけである。(注2)スタートアップ・プラン対象者の研修は、初任者研修に加えてスタートアップ・プ
ランの研修が課せられるわけだから、副担任しか無理であろう。小学校であるから、学級からフリーにすると、[1年の後半](実践型研修)
の実施が難しくなる。そうしたことも考えて、スタートアップ・プラン対象者を副担任としたのであろう。

 (2)岐阜県独自の初任者研修「スタートアップ・プラン」の評価について
  岐阜県独自の初任者研修「スタートアップ・プラン」が全県で、あるいは全国的に知られているわけでない。朝日新聞が2014年の
10月頃?に報道したが、全国的に強い関心を呼ぶこともなかった。したがって、この「スタートアップ・プラン」について論じた論文は
私が知っている限り、以下のものしかなかった。この論文は、初任者研修全体の中で「スタートアップ・プラン」方式を位置づけて論じて
いる。ただ、「スタートアップ・プラン」実施関係者の論文であり、このプランそのものを知るにはいいが、どこに問題点があるのか見え
にくいところもある。

   井藤栄一「初任者研修の現状と今後のあり方について:新規の初任者研修「スタートアップ・プラン」方式に焦点を当てて」 
         岐阜大学カリキュラム開発研究 vol[32] no[1] p[11]-[11],2015年9月  ※

  私自身の意見を述べるのは避けよう。ただ言えることは、現状の「スタートアップ・プラン」が従来の初任者研修である「拠点校指導
方式」や「一人方式」に変わるもの、あるいは代えようとすることは難しいとの印象を持っている。初任者の副担任制は、経験豊かな退職者
による常勤講師を必要とする。「スタートアップ・プラン」の趣旨から、退職者なら誰でもいいというものでない。その人材の確保と常勤講
師を一人雇う費用(県費)から考えて、初任者の対象を広げることは難しい。あくまでも、悪く言えばわさび的である。

  最後に井藤栄一の論文の中にあった「スタートアップ・プラン」の初任者研修での位置づけの図を孫引きさせていただく。


井藤栄一「初任者研修の現状と今後のあり方について:新規の初任者研修「スタートアップ・プラン」方式に焦点を当てて」の孫引き 

(注1)Mの同級生で、2016年に教諭として新規に採用された岐阜聖徳学園大学(岐聖大)教育学部出身の教員が「スタートアップ・プラン」の
一期生の対象者になっていたかどうかに興味があったが、よくわからなかった。
  「スタートアップ・プラン」対象者の特別な研修は、2年次以降も計画的に実施されている。そのMと同級生の教員も今年度が最初の赴任校の
3年目となり、計画配置によって来年度一斉に異動する。「スタートアップ・プラン」対象者だった教員の、異動後の研修がどうなるのか?スタート
アップ・プラン実施校の指定は、3年間だろうか?よくわからないことも多い。
(注2)私が常勤講師問題について今年も調べている岐阜県瑞穂市の6人の初任者は、いずれも「スタートアップ・プラン」対象者になっていなかっ
た。各教育事務所に2人~3人程度しかいない対象者を見つけることは、大変である。2014年度の小学校の初任者252人の内の約6%である。
2014年の初任者で講師経験の全くない初任者は、論文※によると小学校で約45%(113人程度)であることから「スタートアップ・プラン」
対象者は、新卒者の約13%となる。今年度、瑞穂市の初任者で対象者が一人もいなくても、不思議でない訳である。
 


(追記)

1.初任者研修関連のブログ

校外研修
教員採用試験から新規採用、そして初任者研修へ2  ~初任者研修の概要 (4月12日)
岐阜県での小・中学校の初任者研修(校外研修について) ~一部訂正とお詫び (5月1日)
岐阜県の初任者研修(校外研修について)2 ~各教育事務所主催の校外研修(5月6日)
岐阜県の初任者研修(校外研修について)3 ~国立乗鞍青少年交流の家での宿泊研修(5月8日)
岐阜県の初任者研修(校外研修について)4 ~各市町村教育委員会主催の初任者研修(5月9日)
岐阜県における初任者研修についての雑感 ~および追加資料(5月10日)
教育事務所主催の初任者研修の補足 ~連携校研修(5月19日)

校内研修
岐阜県の初任者研修(校内研修)1 ~校内研修の時間と内容について(5月15日)
岐阜県の初任者研修(校内研修)2 ~校内研修実施のための指導教員および校内の研修体制(5月16日)
岐阜県の初任者研修(校内研修)3 ~初任者研修実施校の校長・拠点校指導教員・指導教員等の研修(5月17日)
岐阜県の初任者研修(校内研修)4 ~初任者研修の問題点 (5月18日)

2.昨日の一風景
  昨日29日は、朝早くからの農作業をした。といっても、食べるためのジャガイモ五本ぐらいから、芋をとるだけのつもりだったが・・・・・。
あまり暑くなかったので、予定になかった水田の畦の草刈りをした。結局、完了したのが午前10時だった。
  曇天だったが、日中は雨が降らなかった。午後は、地元のお寺の地区の役員会に出席。それなりにやることの多かった1日だった。
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接弦定理 ~高校数学(数学A)の1話題2

2016年05月29日 | 数学・数学教育
2016年5月29日(日)


  以前は中学校3年生の数学で扱われていた「接弦定理」であるが、現在は高校数学(数学A)の「図形の性質」の中で
学ぶことになっている。高校では選択になっているので、接弦定理を学ばない生徒も出てくる。

  以前も接弦定理を取り上げたことがあるかも知れない。重複があっても、この定理を学ばない生徒がいることを考える
と、再度とりあげる意味もあるだろう。今回は接弦定理の証明をメインにした。証明の後、数研出版の教科書にあって練習
問題を引用した。
  証明も練習問題も、中学数学で十分理解できる。

   同じ弧に立つ円周角は等しい

という定理は、証明の過程でよく使う。






(追記)

1.今週の予定
  5月29日(日)・・・・15時~  地元の寺の門徒・地区役員の会合(本堂仏具等の洗濯について)
  5月30日(月)・・・・10時~14時 三重県東員町のイオンモールへ
  5月31日(火)・・・・19時30分~ JAにしみの総代会の議案説明会(高須支店) 
  6月 2日(木)・・・・午前中、岐阜市へ
              午後、岐阜学習センターで自習
              ゼミのない日
  6月 4日(土)・・・・9時30分~19時頃、放送大学面接授業『インターネット工学』受講
              岐阜学習センター
  6月 5日(日)・・・・9時30分~19時頃、放送大学面接授業『インターネット工学』受講
              岐阜学習センター

2.facebookへの投稿から 5月28日12時頃
・・・・・・・
もう、5月も終わり。
さつきの花も、もう終わりに近づいています。
イスラの木が、赤い実をつけています。食べるために実を少しとりますが、大部分は自然に土に帰ります。



   

 


・・・・・・・・・

3.関連ブログ
直線と円 ~高校数学(数学A)の1話題

4.放送大学の通信課題を郵送で提出
  放送大学の今期履修科目である『宇宙を読み解く’13』の通信課題を郵送にて提出した。それほど難しいとは思えない
が、細かいところまで読まないと間違えそうな問題が多かった。
  通信課題は、15講のうち、第8講まで位が出題される。残り7講も含めて、7月下旬に単位認定試験がある。
  


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直線と円 ~高校数学(数学A)の1話題

2016年05月28日 | 数学・数学教育
2016年5月28日(土)


  もう、5月も終わりである。月日の経つのが早く感じられる。
  昨日(27日)は、故永田武秀海津市議会議員の葬儀に参列した。天璋院で10時30分から行われたが、多くの人の見送りがあった。
故永田市議には中学校統合問題(反対の立場)以来、大変お世話になった。結局、南濃中学校は今年の4月に城南中学校と統合され、新設
の城南中学校が誕生した。私たちの運動は実らなかったけれど・・・・。
  葬儀に参列しながらそのころのことが思い出され、月日の流れの早さを感じた。

  さて、今回は「直線と円」を取り上げてみた。この教材は、今回の学習指導要領改訂前までは中学校3年生で全員が習うことになってい
た。改定によって、高校数学の数学Aの「図形の性質」の単元にまとめられた。ほかに円に関する内容で、円周角の定理、接弦定理、方べき
の定理等が中学校数学から高校数学へ移った。移る前に学習塾講師として中学数学を担当していたとき、今回取り上げた内容を練習問題も含
めてよく指導したものだった。
  数学Aは選択科目である。普通科は大学入試センターの試験に課せられることもあって履修する場合がほとんどであろう。実業高校は数
学Aを履修することはほとんどない。また、数学Aは「場合の数と確率」「図形の性質」「整数の性』の3領域から2つ選択であるから、普
通科の生徒でも履修しないこともある。中学数学の必須から高校の選択科目へと、大きく取り扱いが変わった教材である。
  中学3年生の数学で取り扱っていたこともあって、内容的にはそれほど難しくない。円と直線の基本的な部分のみを取り上げてみた。な
お、円と直線の解析幾何学的な扱いは、数学Ⅱで学ぶことになっている。数学Aのこの教材の扱い方は、もちろん初等幾何学的である。


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Mさんと理科と大学

2016年05月27日 | 日記
2016年5月27日(金)


  ちょった変わった題をつけた。倉木麻衣の私が好きな曲の中に、「You and Music and Dream」という曲がある。この曲の名前の付け方に習って
「Mさんと理科と大学」とした。もちろん倉木麻衣の曲にも、Mさん・理科・大学の3つの言葉相互の間にも直接関係がない。思うまま、自由に述
べてみようと思ったのである。

Mさん
  放送大学のゼミのある木曜日は、ほぼ同じ日程で1日を過ごす。午前中にいつもの経路で岐阜へ行き、駐車場の関連で午後1時までに岐阜学習
センターに入る。そして、午後2時30分ぐらいまで視聴覚室で履修科目のDVDの聴講と自習、3時15分から5時過ぎまで「相対論」ゼミに参加する
という日程である。昨日、5月26日(木)も、ほぼ同様であった。
  常勤講師問題や教員採用試験、そして初任者研修等で例に取り上げてきた岐阜聖徳学園大学(岐聖大)教育学部の卒業生Mさん。そのMさんの
姿を2年6ヶ月ぶりに見た。午前11時少し前ぐらいであっただろうか、Mさんの勤務する小学校の運動場の前を車で通ったとき、低学年の児童が
北向きに整列して運動場にいた。その児童の前に4人の先生がいた。その中に、ジャージ姿のMさんがいた。長い髪を結った姿や全体のイメージか
ら、すぐにMさんだとわかった。ほとんど車の通らない道なので、ゆっくりと進めた。Mさんは何か理由があったのか、児童の前から離れて、一人
で運動場を東の方へ歩いて行った。そんなこともあって、Mさんの姿が目立った。その後、Mさんがどうしたかはわからない。私はそのまま車を走
らせて、岐阜方面に向かった。Mさん自身、私には気づかなかったと思う。
  Mさんを見たのは、2年6ヶ月ぶりであった。この4月以降、やはり運動場前の道を通ったとき、教壇に立っていたMさんの遠景を見た記憶が
あるが、そのときは雨が降っていて、ぼんやりしかわからなかった。昨日は近いところにいたので、はっきりわかった。地元のJAで貯金通帳の再
発行の手続き等で岐阜へ行くのが大幅に遅れたことと、Mさんの勤務校の運動場の前を通ったことと、雨が降り出しそうな天気であったが、降って
いなかったこと・・・いろんな偶然で、そうなった。2年6ヶ月ぶりで、懐かしかった。ただ、Mさんについてはネット上にあったごく最近の集合写真数
枚で姿を見ていたので、2年6ヶ月ぶりという気がしなかったことも事実である。(ネットとは、そういうものだろうか。)
  Mさんの勤務校のすぐ横を通るのはほとんどが午前中の授業中であるから、姿を見ることを想定していない。というより、そのようにしている。
だから、正直昨日は驚いた。

理科
  私は教員養成に関して、かって岐聖大教育学部理科専修におけるカリキュラム等をシリーズで紹介した。Mさんも確かに理科専修であったが、
これは全くMさんと関係のないブログであった。社会科と同様に、理科は教科名であって学問領域と違う。 理科は物理学・化学・生物学・地学の
少なくても学部レベルでは相互に関連の薄い学問領域を浅く、包括的に履修することが求められている。そして、理科専修でははっきり言って各
領域をつまみ食いする履修形態となっていることを明らかにしようと思った。
  また、理科の中・高の教員免許状の取得できる大学も少なく、実際取得者数も他教科に比べると少ない。そうしたこともあって、小学校では
理科を専門とする教員が極端に少ない、中高では慢性的な教員不足に悩まされているといった状態が生じている。こうしたことも、浮き彫りにし
たかった
  リンクを張っておこう。
 
 教育学部理科専修1 ~はじめに (2012年5月6日)
 教育学部理科専修2 ~概要 (2012年5月7日)
 教育学部理科専修3 ~教免法と履修科目 (2012年5月8日)
 教育学部理科専修4 ~揺れる理科教員像 (2012年5月9日)  
 小学校教員養成の現状4 ~理科専修の履修科目(2013年2月4日)
 中学校教員養成の現状2 ~理科専修における中学校教員免許状取得のためのカリキュラム(2013年2月13日)

 岐聖大教育学部理科専修以外については、以下の通りである。

 小学校教員養成課程での教科専門科目について ~たまたま手にした学会誌『理科の教育』を見ての一感想
(2013年3月7日)
 大学通信教育部における教員養成2 ~明星大学の理科教員養成カリキュラム (2013年3月21日)    等

 4年の歳月の経過があるから、多少のカリキュラムの違いがあるかも知れない。しかし、問題の本質は変わっていない。その意味で、過去に書いた
ブログにリンクを張った。

大学
  私は岐阜大学教育学部社会学科(法経教室)の卒業生であるが、岐阜大学以外にいろいろな大学で学んだ。

    玉川大学通信教育部 ・・・科目履修生
    岐阜教育大学(現岐聖大)教育学部中等数学専攻・・・科目履修生
    岐聖大大学院国際文化研究科教育文化専攻(修士課程)・・・・・・中退(30単位取得)
    放送大学教養学部・・・・・選科履修生

  大学院と放送大学以外は、全て数学関連の科目履修である。私は好奇心は強いが、浮気性であるため関心がいろいろ移っていった結果である。現
在は当時大学生であったMさんの影響もあって、理科関係の専門科目――特に、物理学・地学(天文学中心)関係の科目を履修している。当時Mさんは
初等理科を専門としていたが、私は初等理科教育に多少の関心はあるが深入りしたわけでない。
  年を重ねてからの私の大学での学びは、資格を取るとかということがない。それだけに、興味・関心のある科目のみを履修している。放送大学での履修
は、特にそうである。

  放送大学と言えば、単位には関係しない、各学習センターごとに実施される「ゼミ」は、魅力的である。私は時間的余裕が得られた今年から、ゼミに初
めて参加した。「相対論」ゼミで、今日で5回目の参加となった。今日の内容は特殊相対論で、

   一次元のユーグリッド空間+1次元の時間空間である静止系のK空間
   一次元のユーグリッド空間+1次元の時間空間である慣性系のK^'空間
  相互の座標変換


が中心であった。よく理解できた。

 大学もいろいろである。私は、現在の教員養成系教育学部のあり方に批判的である。教員には、小学校教員も含めてある程度の専門性を身につけて
ほしいと思っている。小学校教員のある特定の学問領域に関する専門性が、中学程度では情けないだろう。大学時代から授業技術を勉強するのもいいが、
きちんとした専門性も身につけてほしい。大学は知的刺激と批判的精神があってこそ大学である。教員養成系教育学部にあっては、文科省や教育委員会
のほうばかり目を向ける教員が最近多くなったが、そうした姿勢は大学の魅力を失わせる。そして、大学としての質の低下を招く。算数教育「学」がそのいい
例である。「学習指導要領」を唯一の出発点とするような教科教育「学」があったとしたら、そんなものは学問でない。
 いくつかの大学の講義等を履修して、そのように思った。
   
 
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