ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

初抱卵

2018年04月21日 17時36分51秒 | 鶏の話
昨日、今年初めての抱卵。
いつもの年よりも遅い。

さて今年は何羽くらいヒヨコが誕生するかな?
ヒヨコの誕生、いつ見ても感激する!

我が家の鶏は家で孵してるのでほとんど雑種。
そしていろんな種類の鶏がいるので卵もいろいろ。
白・赤・青、そしてピンクというかロゼ。
養鶏種のワーレンとかボリスブラウンとかはF1種なので卵を孵しても同じものは生まれない。
最初、どう見てもレグホンが生まれたので不思議に思ったのだけどそれは当然のこと。
どちらもレグホンとの雑種なのだから。
その後烏骨鶏とかゴトウとかアローカナとかいろんな種類の鶏を飼い、
その雑種が生まれている。
養鶏種だと卵はよく産むけど抱かない。
烏骨鶏やチャボなどの原始的な鶏は卵はあまり産まないけどよく抱く。
ゴトウは卵と肉の兼用種。
それで体は大きいけど、でも気は小さい。
いつもほかの鶏からいじめられられる。
明らかにゴトウの血を引いてる鶏がこの前いじめられて衰弱して死んだ。
なるべく自然に任せようとほっといたけど、元気になるまで1週間ほど別の部屋で飼ったらきっと死なないでも済んだのに・・・と後悔している。
ともあれ鶏を飼うのは半ば以上趣味。
卵は買った方がずっと安い!
でもだんぜん普通の市販の卵よりも我が家の卵がうまい。
卵かけご飯、それなりに好きだったけど上好きではなかった。
でも我が家で鶏を飼いだしてとっても上好きになった。
朝、ご飯の時は決まって卵かけご飯を食べる。

鶏を飼ってもう14年。
多くの鶏の死に立ち会った。
そして雄鶏もたくさんさばいた。
(原則雌鶏はさばかない。たくさん卵を産んでくれたから、さばかない。人からもらった雄鶏もさばかない。ペットとして可愛がってた鶏だからさばかない)
命のありがたさは死を通して初めてわかる。
スーパーでパックに包まれた鶏肉をかって食べてる人間に、鶏をさばくことをとやかく言われたくない。
鶏をさばくことがどれほど辛いか・・・
でも雄鶏が増えると雌鶏が苦しむ。
また雄鶏どうしで血まみれの喧嘩をする。
それを見ててどれほど辛いか。
雄鶏を間引きするか、あるいは鶏小屋の外に出してタヌキやイタチの餌にするか・・・
それよりも感謝してありがたくいただく。
それが一番いいと思っている。

ヒヨコを孵すのも、ふ卵器を使うときっとずっと効率がいいのだろう。
ふ卵器だと一度に何十羽も孵すことができる。
でも鶏に抱かせるとせいぜい6~7個、
そのうち孵るのは1~3羽くらい。
物凄く効率が悪い。
でもこのように自然の淘汰をへて生まれてきたヒヨコはきっと強いはず。
それに親鶏はとってもヒヨコを可愛がる。
ふ卵器で生まれたヒヨコは1~2カ月ほど人工的な暖房で育てないといけない。
でも親鶏が孵すとヒヨコは親鶏の羽の中で育つ。
そして時々羽の間から顔を出したり足を出したり、ヒヨコのかくれんぼをする。
そんなヒヨコがとってもかわいい!

さて今度はどんなヒヨコが生まれるかな?

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