クモの網

クモの網と言うと幾何学的な模様のコガネグモの網を直ぐに思い浮かべる。
でもこのクモの網は抽象的、あるいは子供の落書きのよう。
この網いったいどうやって作るのだろう？
幾何学的な網だったら想像できるし意外と作りやすいだろうけど、
きっとこんな網を作るのは意外と難しいかもしれない。
うんうん、今日のはよく出来た！とか、
ちょっと失敗だったかなぁ・・・作りなおそうかなぁ・・・とか、
思いながら作っているのかもしれない。
きっとクモの個性あるいは気まぐれあるいは上手下手によって形は変わってくるのだろう。
しかし中央部分だけ補強されているのはどういうわけだろう？
獲物は真ん中だけに引っかかるとは限らない。
一見しっかり見えるけどコガネグモの網の方がずっと合理的だ。

ところでクモはものすごく種類が多く３万種以上いる・・・らしい。
そのうち日本には１０００種以上いる・・・らしい。
こんなにたくさんの種類がいると全然ありがたみを感じないけど、
本当は害虫を退治してくれるとってもありがたい奴なのだ。
それにクモの巣は良く見るとけっこうきれいだ。
でも普通に見たら・・・やっぱり家の中に張ってる巣なんて単に貧乏臭いだけ。
それでみんな邪険に取り払う。
もっとかわいがってあげたらいいのにと思うのだけど、
でも・・・ねぇ・・・
やっぱり根が貧乏臭い奴なのだ。