ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

2018年03月18日 19時07分34秒 | 花便り


桜が1~2輪咲いた。
と言ってもこれはサクランボ。
山桜や枝垂桜はまだだけどもうすっかり春気分。



梅も満開!
そしてちらほら散りだした。

花というと今では桜。
でも万葉のころは梅だった。

 酒杯に梅の花浮かべ思うどち 飲みての後は散りぬともよし

 (杯に梅の花を浮かべて呑みたいな。思いっきり呑んだら後は散ってもいいじゃない!)

                    大伴坂上郎女


 官にも許したまえり今夜のみ 飲まむ酒かも散りこすなゆめ

 (お上も許した今夜のお酒、明日も飲むんだ、散らないでね)


今も昔も酔っぱらいの気持ちは同じ。
花より酒!

うぃぃ~~~
今夜も酔っぱらっています。
そうそう、まったくどうしようもない人間です。
うぃぃ~~~!

遊びをせんとや生まれけむ。
呑むためだけに生まれけむ。

そうそう、今宵も酔っぱらっています。
そうそう、どうしようもない人間です。
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メダカ

2018年03月18日 18時32分28秒 | メダカの話
昨日メダカの水槽の掃除をした。
我が家にいるのは多分クロメダカとヒメダカ。
1匹1000円以上もする高貴なメダカではなく、
そんじょそこらの平民メダカ。

このメダカ、田舎暮らしを始めたころ、隣の集落の旧本陣の由緒ある家でもらったメダカで、
きっとこのメダカも由緒あるメダカに違いないと思っていたけど、
でもどうやらそうではなく、きっと昔々貧しい小作人が飼ってたメダカに違いない。
でも田舎暮らしをはじめて、もう16年。
確か1年後くらいから飼い始めたのでもう一緒に暮らして15年たつ。
それだけにこの平民メダカにも愛着がわいてくる。

それで春になると(いつもはほぼほったらかしだけど・・・)いっぱい増やそうと、水槽の掃除をしたり、
杉の枝葉を入れて卵を産み付けさせたりしている。
それでたくさん卵を産み、たくさん子メダカが生まれて・・・
そのあげくヤゴや蛙の餌になる。
早い話、トンボや蛙を育てているだけなのだ。

でも、おかげでメダカがやたらと増えることなく、
隣近所や知り合いに、猫なで声で・・・
「ねぇ、ねぇ~メダカいらない?」なんて言うこともなく、
ほぼ毎年同じくらいの数のメダカが冬越しをして春を迎えてまたまたたくさん子供を産む。
小さな水槽の中のこれもまた自然の循環なのかもしれない。
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