ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

陶芸講座

2017年09月13日 18時14分29秒 | 陶芸
今日は公民館の陶芸講座。
今年度から講師が変わったので今までと違ったことを学べてとっても面白い。

前の講師は芸術家肌の人。
ゆがんだ作品が大好き。
魯山人のように本職は料理人。
ちゃんとした先生についたわけではない。
でもそれだけに他の人以上にきっと努力されたのだろうし、
他の人以上にユニークな発想ができたのだろう。
そしてその努力を、過程ではなく結果を教わった。

陶芸を始める人がまず最初に教わることは、きっと土をこねること~菊練り。
でも菊練りをしたことはほとんどない。
もっぱら土をテーブルに何度も何度もたたきつけて土を練った。
確かにこの方が短時間に土を練れるし、失敗もほとんどない。
絶対にこの方がいいと思っているけど、
菊練りができないのでこんなやり方をしているんだと、思われたくないので、
基礎はちゃんと身につけておきたい。
紐づくりもしたことなかった。
な~んだ菊練りもできない、紐づくりもできないのかぁ~、なんても思われるのは癪なので基本だけは身に着けたい。

前の講師はとっても癖があって、評価が、好悪が、はっきりわかれる人だった。
でも自分自身は「好」、なんせ同じく偏屈人間だから。
作品を見てとってもひきつけられた。
とっても奥が深いと思った。
(自分の趣味とはちょっと違うけどね・・・なんせこちらも偏屈人間、変な人大好き人間だから)

でもね本当に大切なのはね、見かけではない、心の中なんだよ。
このぐうたら百姓だって見かけはどうしようもないただの酔っぱらい。
でもねそれは見かけだけ。
みんなみんな違うんだよ。
他人をただの酔っぱらいだと思ってた人だってね、本当は、みんなみんな、違うんだよ。
もちろん例外はあるよ。
このただの酔っぱらいのような人間も、このぐうたら百姓のような、人間もたまにはいるけどね・・・

いやいやそんな話ではなく、(あわてて話題をそらす)
それは心の話。
自分の感覚によく合っていたので、それはそれでよかった。
長年続くとマンネリ。
毎年毎年同じことをやってるような感じになる。
受講生も減ってきた。
でも緩~~~い講座でそれはそれでよかった。
それに受講生が少ない分、思う存分作って焼けた。

今度の講師は芸術的というよりも趣味的、陶芸の楽しみを教えたいな、という気持ちがとっても感じられて好感を持つ。
自分自身の想像力を駆り立ててくれそうな気がする。

コメント
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