ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ヤマト運輸一斉値上げの裏側

2014年04月21日 18時48分37秒 | ニュースの中から
きっかけはクール宅急便問題 ヤマト運輸一斉値上げの裏側(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

我が家でも1月終わりに突然の一方的な値上げ通告。
まあ・・・値上げって、もともと一方的なものだけど。

田舎暮らしをしてから、ずっ~~~と野菜の宅配をやってきた。
いなか暮らしの人間がいきなり地元で野菜を売れるわけもなく、
まず化学肥料も農薬を使ってない野菜の価値をわかってくれる人に食べて欲しいなぁ・・・
と思って野菜の宅配をやってきた。
でも宅配便をすると一番金がかかるのが宅配料。
それでなんとか安くい上げるべく値下げ交渉をしてなんとか続けてきたのに、
それが突然の、「もうこれから値引きできません!」という一方的な通達。
それでなんと宅配料が2倍になる!!
これじゃやっていけないよ。
そのぶんをお客さんに上乗せなんかできるわけないじゃない!

というわけで今月からやむなく他の業者に変えた。
(ざまぁみろ!)・・・と、内心思いつつ。
他所も続々と他のところに切り替えている。
ずいぶん客が減っただろうなぁ・・・
(ざまぁみろ!)

でもね・・・別の立場で考えてみると、人ごとで考えてみると、
こんなことに踏み切るなんてすごい決断だったんだろなぁ・・・と思う。
今まで宅配は値引き合戦をして、そのつけを従業員の過酷な労働と給料のダウンで補ってきた。
でもアベノミクスで景気が回復してくると、とたんに労働力不足、給料を上げないとそれを確保することが出来なくなる。
牛丼チェーンなんてひどいもんだ。
従業員がいなくて続々閉店に追い込まれるところが出てきた。
これでは値引き合戦をやめて値上げして採算を上げ給料を上げるほかないだろう。

今回のヤマト運輸の一方的な値上げもデフレ脱却のためにやもうえないことではないだろうか?
デフレ脱却に伴う痛み、これはみんなが受けなければいけないことなのではないだろうか?
人ごとだったら・・・
納得はするのだけど・・・
コメント
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