ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

段々畑

2013年12月08日 06時08分16秒 | 田舎暮らし
田舎の原風景と言うと、
ウサギ追いし、かの山・・・ではなく
段々畑、潮騒、トンビ、魚の干物の臭い。
そんな田舎にあこがれて田舎暮らしを始めた。
でも、ここは海からかなり離れている。
それで潮騒、トンビ、魚の干物・・・はないけどこの集落で唯一残った段々畑はある。
といっても高低差10~20メートルの小さな小さな段々畑。
それを毎日10往復くらい上り下りしている。
ということは・・・毎日、100~200メートルの山を登っているのと同じこと。
これじゃ足は強くなるよね。
確かに同年代の田舎の人よりもきっと、ずっと、足は強い、歩くスピードは早い、と思う。
でも・・・いつまでこんな生活を維持できるのかなぁ~・・・

今は我が家は集落の一番外れ、ほんのちょっぴり山奥だけど、
さらに沢を上ると割れた臼とか陶器の破片とか見つけて、へぇ~こんなところにも人が住んでたんだなぁ~と思う。
水が上から下へと流れるように人も上から下へと移っていく。
きっと上に住んでた縄文人も下に移って弥生人に同化してしまったんだろうね。

日本の原風景縄文が日本の現風景弥生に変わってしまったとき、
日本の田舎が消えるときかもしれないね。
コメント
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