ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

旅~軍艦島(5)

2013年08月19日 19時13分21秒 | 長崎
天気晴朗波静か。
絶好の端島上陸日和
普通だと伊王島を出たあたりから波が荒くなる。
ところがとっても静か。
年に1/3日くらいしか上陸できないらしいこの端島。
ところがとっても静か。
これもひとえにこのぐうたら百姓の日ごろ心がけがいいためだろう。
でも乗客の誰もそのことに気づかない。
でもそれでも全然かまわない。
根が謙虚な人間なのだ。



伊王島を見ても高島を見ても、大して感動はしなかったのに、
同じ閉山した炭鉱の島。
それなのにどうして端島を見ると感動するのだろう?
この「軍艦島上陸クルーズ」、客は関東からが一番多いらしい。
都会の人ほどこの島を見て感動する・・・
この島に自分たちの近未来を見ているのだろうか?



船は岸壁に近づく。
まもなく接岸する。
この廃墟に、麦茶に焼酎を混ぜてぐいぐい呑んでるこの酔っ払いも、
あんたはダメ!と言われることもなく、まもなく上陸する!



端島はもともと島と言うよりも岩礁。
岩礁の周りを石炭を選別したあとのボタで埋め立てて出来た島。
それで「緑無き島」なんていわれてたけど、意外と緑が目についた。



船はますます近づく。
正面上に祠の跡。
昔はりっぱな神社があったところ。



そしていよいよ接岸。
手前の防波堤は去年の台風で壊れた跡。
こちらは陸側なので波はそんなに強くは無いはずなのにこの破壊力。
島に人が住んでた頃はさぞかし台風が恐ろしかったことだろう。
高波は島の一番高いところを越えたという。

そしていよいよ上陸!
コメント
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