ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

山羊の角

2012年06月22日 09時05分41秒 | 山羊の話
山羊の角は何のためについているのだろう。
後ろに曲がっているので相手を攻撃するためとは思えない。
外敵からの防御のためだろうけど、それなら無角山羊がいるのは不思議だ。
無角山羊は防御をどうして放棄したのか?
それに天敵の犬に対して角がそれほど役に立ってるとも思えない。

それとも仲間内で喧嘩をするためについているのだろうか?
確かに喧嘩するときは角をぶつけ合う。
しかし無角の山羊だって同じように頭をぶつけ合う。
我が家の無角山羊カモメは頭突きで決して他の有角山羊に負けていない。
それで喧嘩のためだけについているとも思えない。

それとも雄山羊が雌山羊に角を誇示するのが目的でついているのだろうか?
それなら無角の雄山羊がいるのも、有角の雌山羊がいるのも納得できない。

ここでふと思いついた。
山羊にとって、はなはだ不本意ながら山羊の角は人間のためについているのではないだろうか?と。
我が家の唯一の無角山羊のカモメを捕まえようとするたびにそう思う。
角がないと実に捕まえにくい。
そういえば山羊の角はその曲がり具合といい、その長さといい、
とっても捕まえやすく生えている。
うんうんきっとそうなのだと、山羊を捕まえるたびに納得している。
でも山羊は角をつかまれるのは大嫌い。
これもきっと山羊の意に反して角がついているからだろう。
というわけで山羊の角は人間のためについている。
せっかく人間のためについている角を除角する人の気が知れない。
コメント
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