ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

アースデイマーケット(3)

2009年11月29日 04時48分07秒 | 田舎暮らし
今回の楽しみのひとつはネット仲間と会えること。
昼、(またしても!)おでんと日本酒で済ませた後、出店にたどり着くと、ミクシィ仲間・山羊仲間、近畿中国山羊ミニサミットにも来てくれた「マーブル」くんが来てくれた。それがなんとスーツ姿で!
そこでさっそく持参の酒を呑みながら山羊談議。
今度は全国山羊サミットの向こうを張って、全国山羊オフ会をしよう!と呑んだ勢いでいい加減なことを言ったら、すぐに乗ってきた。
どうも山羊仲間はのりがいいというか、軽くていけない。
スーツ姿のマーブルくんを見てすっかり見直した、へ~、ちゃんと仕事してるんだね。山羊の匂いのするところ全国各地に出現するというマーブルくんその山羊に対する情熱に感服するというか・・・やっぱり変だよね。
話をしてると、やけにリクルート姿の若い男女の姿が目にはいる。
就職説明会でもあるのだろうか?
それとも新人研修?
みんな固い表情をしている。
11月・・・就職説明会にはちょっと遅いような気がするけど・・・新人研修?今頃?・・なんて考えてたら、
たいていの人がこちらをじろっと見て通っていくことに気づいた、じろっと・・・
その視線はどうやらマーブルくんと二人の間に置いた酒の瓶を見てるようだ。
自分と同じくらいの年代のスーツ姿の若い男と、ホームレス風(?)な中年男、そしてその間に日本酒の瓶・・・この取り合わせやっぱり奇妙だよね。
でもそんなことはどうでもいいのだけど、気になったのはこの人たちの表情がとったも固いこと。
サラリーマンは自分の時間を人に切り売りして暮らしている。この大切なものをどうして人に売るのだろう?どうして自分のために使わないのだろう?
この固い表情を見るとついついこう思ってしまう。

この後、多分1時間くらいあと、この人たちが今度は逆の方向に歩いてきた。きっと就職説明会が終わったのだろう。
その顔はすっかり和んでいた。
そうこれが本当の姿なんだよね。やっと自分の時間を取り戻したんだよね。

そのうち他のネット仲間も来てくれた。
この前の山羊ミニサミットに来てくれた田舎暮らし志望のMさんとそのお姉さん。
それから初対面のチノさん~想像してたよりもずっと若く見えた。
それから有名なガラス作家、というか山羊好きの変な人、Sさん。
いろんな人にあえて楽しかった。
これで目的達成・・・というわけないか。
肝心の野菜は?
それがなんとほぼ完売。山羊石鹸もみんな売れた。
やっぱり東京に市場って大きいね。

夕暮れ、薄暗くなり、早めに店をたたむ。
にぎやかだったマーケットも消えて元のケヤキ並木に戻る。
みんなケヤキの落ち葉のようにぱらぱらと散っていく。
コメント (2)
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