ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

木を植えた男

2006年02月06日 06時41分23秒 | 田舎暮らし
久しぶりに喫茶店に行った。何年ぶりだろう?セルフ式のには時たま入るけど・・・
昔は仕事の合間にしょっちゅう入っていたけど。
ここから車で20分くらいのところ。テーブルが4っつだけの小さな喫茶店。壁には絵本がぎっしり。日ごろ読まない絵本をぱらぱらとめくる。
絵本のいいところは、すぐに読んでしまうところだろうか。それに気のきいた絵と文章。
なかには、気のきかない絵と文章もあるけど・・・

「木を植えた男」を読んだ。フランス、プロバンス地方の荒れ果てた土地にひたすらどんぐりを植える人の話。誰に言われたわけでもなく、誰に自慢するわけでもなく・・・何年も何年もどんぐりを植えていく。そしてそのうちに荒地が緑で豊かになっていき、過疎地に人が戻ってくる。でも誰も気づかない。自然に森がよみがえったのだと・・・
(作者はあのフランス映画「川は呼んでいる」の原作者らしい。)

今日本の田畑は荒れている。昔の人が汗水流して作った棚田や段々畑。
誰も耕す人がいなくてジャングルに戻っている。
定年退職を迎える団塊の世代の人たち、田舎にきませんか?
そして荒れ果てた田畑を耕しませんか?
田舎が呼んでいるよ。
コメント (8)
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