ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

フキとり

2005年05月27日 10時01分16秒 | 田舎暮らし
昨日は朝早くから知人と鳥取までフキとりに行った。
フキなんてどこにでも生えてるし、当農園にもとりに来る人がいるのに、なんでわざわざ車で2時間もかけて?!、と、思わないでもなかったけど、(それにフキはたいして好きでもないし・・・)そこはいつもの、流れに逆らわない性分。なんとなく付いていったのだった。

でも、まあ、たまには遠出もいいものだ。そう田舎に行くのもね。我が家に来た人は田舎気分満喫で帰るらしい。でもそれは甘い!もっと田舎はいくらでもある。それですっかり都会人の気分になった。
でもいつもの事ながら驚くのはどんな山奥に入っても道は舗装され、その上あちこち道路工事中。
こんなとこに?、と思われるような所にも人がすみ立派な家が建っている。日本はやっぱり豊なんだね。

フキはたくさんとれた。こんなにとってどないすんねん?!と思ったけど、とり出すと癖になるものらしい。数ヶ所回って大きな袋に2袋と半分とれた。

ところでふと気付いた、山菜とりはどうも山羊の食べ方ににてることに。
山羊は飽きっぽいのか次々に食べる所をかえる。山菜とりも同じで、次々に場所を移動する。
自然を守るため、というのは大義名分で単に飽きっぽいだけなのだろう。山羊も人間も大差ない。

フキは耕作を放棄した田んぼや畑に良く生える。タラもそうだ。
フキやタラが一杯生えてるところを見て、わぁ~、自然が一杯!、何て思ってはいけない。
むしろ自然が荒れていると見るほうが正しいだろう。

かくしてフキをどっさりとってきて、あとは家内に押し付けるだけ。さぞや迷惑だった事だろう。
ただ山ふきは皮をむかないで食べれるそうなのでその分いくらかましかな。それに葉っぱも煮て食べられるという。
しかし・・・なんでわざわざ、とわが家の周りのフキを見て思う。
どうやら、遠い所に出かけてとるのが楽しいらしい。
こうして山菜の季節になるとみんな活動的になる。

コメント
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