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カルチャー稽古

2015-03-20 21:42:05 | お芝居演劇
 転勤2年目のアイフェス、2年目のカルチャー稽古。公演まであと8日でゲネもまだ終えてないお芝居だが、ホールスタッフの前で通し稽古。音響照明についてはきっかけ出しや音出しをして確認する。持ち時間は2時間。部屋内で舞台を設置、衣装小道具の準備、平行して音響、照明スタッフとのきっかけ確認、特に音響はこの環境でのレベル決めまで行う。空き時間が出来ると演出、役者は場当たり。ここまでで45分。そこから通し稽古。ランタイムは50分ちょい。終了後各パートの問題点や対策を話し合ってお片づけでちょうど2時間だ。
 これはリハーサルではない。ホールに入るとホールリハといってリハーサル用に1校3時間が与えられる。夢のようだぞアイフェス。実際ここまでの手順を踏まなければ、スタッフは作品に責任を持って関われないし、生徒たちに何かをつかませることも出来ないというスタンスだ。
 僕も今日はなるべく静かに見守ることにした。舞監しげがセッティングを、演出ふ~みんが場当たりをすすめ、音照スタッフのキャンディーやみなちゃんが劇場スタッフと話を付け、当日の動きを決めていく。それを目の横で、耳の端で広く浅く押さえながら、作品全体のことを考えることが出来た。去年より確実に一回り大きくなったチームを感じた。
 でもお芝居はチーム力を比べる競争じゃない。結局は役者が光を浴び、輝いてなんぼ。そうしたいと思ってみんなうずうずしてるんだ。どうすればいいかつかみかけたメンバーもいれば暗がりで手探りしてる奴もいる。奇跡の一週間にのっかりながら、まだ見ぬ世界にも手が届きそうな予感がしている。
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