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アンドリュー・ラウ&アラン・マック監督『インファナル・アフェア 無間序曲』その5

2017-08-11 11:22:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 国旗。“陸啓昌(ルク・カイチョン)の墓”。ウォンは墓に貼られた写真を見る。“羅継(ロ・ガイ)の墓”。ヤン、現れる。ウォン「来ないと思った」レン「なぜだ?」「それで?」「あれから2年経った。父の死に関与したから連絡してこれなかったのか?」「そうだ。金庫に2年間のナウの記録がある。日付順に綴じてある」「なぜまだ私を手伝う?」「あんたのためじゃない。俺は警官だ。ルク警視との約束を守る」「もう潜入は辞めろ。じき尖沙咀のボスになっちまう」「ムショはご免だ。過去を忘れたい。事件を解決し、署を異動させてくれ。いい椅子を用意しろよ。海の見える席に。もう会いたくない」「2度と会うことはないよ」「記録だが思い出せない漢字があった。勘弁してくれ。綴じた順番は絶対に崩すな」「殺せば敵を討てるぞ」「願い下げだ」「感謝する、警官殿」。ルクの墓の前で敬礼を続けるヤン。
 サムに「3日後から裁判が始まる」。
 電話をするハウ。
 サム、受話器を握っている。
 落ち着かないハウ。
 CCTB(組織犯罪課)に電話。「ウォン警部、サムが消えた!」。
 パトカー停車。「キッチン通路から脱出したらしい。姿を消す前にタイに電話していた」。ウォンに電話するレン。
 ハウと手下たち。サムがやって来る。「ンガイさん、俺にどうしろと?」「お前が電話してきた。お前から用件を言うのが筋だ。座れ」「俺を殺せ。それで丸く収まる」「もうそういう荒業は止めた。何事も話し合いだ。香港は広い。望むなら一緒にやろう。過去は忘れて」「あんたは俺を殺す。今夜殺る気だ」「誰がお前の家族の面倒を見る?」。電話が鳴り出す。ハウの手下「タイにいるサムの妻子をハウが誘拐しました」サム「妻子じゃない。メイドだ。まだ当分死ねないようだ。なぜならタイに親友がいてな」。電話。サム「電話に出てみろ。ハワイにつながっている。家族が行ってるんだろ? 俺のタイ人の友人も一緒だ」。
 男が電話「ンガイさん、ボスがあんたの家族の面倒を見ろと」。床には死体。
 「パパ、どこにいるの?」。ハウ、サムの顔に拳銃を突きつける。ハウ「手出しするな」サム「やはり今夜殺す気か」。パトカー到着。ハウ、ウォンと対峙。他の刑事らに囲まれる。ウォン「ハウ、銃を下せ」サム「一度失くした命だ。惜しくはない」ハウ「刑事さん方、俺が死んだら、後は好きにしろ。“世に出た者はいずれ消え去る”」。目を閉じるサム。銃声。目を見開くヤン。
 崩れ落ちるハウ。撃ったのはウォン。ヤンがハウを抱きとめる。ヤンをハウから引き離す刑事。憎しみを持ってウォンを見るヤン。
 ウォン、サムに「質問がある。奴の家族を殺したのか?」「まさか。タイの友人を脅しただけさ。私が奴を殺すと思ったか? 分からないのか? 俺は死ぬ覚悟だった! 他に方法がなかった」「すまん。お前が命を捨てなくても奴を一生ぶちこむ証拠が集まったのに」2人別れる。
 サムの車内。電話。サム「俺の兄貴でタイ人のポールです」ウォン「ありがとう」。
 ポール「無事でなにより。これからは手を組もう。ブツは直接香港へ。ンガイの家族は俺が始末しようか?」サム「ポール、そこまでやることはない」「あんたは俺に撃たれ、命を拾った。パートナーになる運命だったんだよ。やるなら徹底的に」。
 タイ。銃声5発。
 警察で帽子の新しいバッジ配布。「中国への返還式典が11時20分に始まりました。中英両国がそれぞれの国歌を演奏、式典会場には英国国旗が翻っています。厳粛な式典なから会場はなごやかな雰囲気です。軍楽隊による演奏の後に、中国側が写真撮影を行い、チャールズ皇太子とバッテン提督が笑顔で入場。英国軍兵士3名と中国国旗を手にした人民解放軍兵士が3名、ゆっくり中央に進みます。人民解放軍兵士が中国側に国旗を示します。続いて香港皇家警察の警察官3名と特別行政区警察官3名が中央に進みます。特区警察官が中国側の主賓に香港特区の区旗を披露、出席者が次々と立ち上がりました。日付は1997年7月1日午前0時0分、中国国旗と香港特別行政区の旗が掲揚されました。植民地統治時代の終焉であり、“一国二制度”による歴史的な統治の幕明け、中華人民共和国香港特別行政区の成立です」。自分とマリーの写真を見るサム。涙ぐむ。
 サム、パーティに。
 「俺に付いて来い。これからは仲間だよ」「サム兄貴が暗い顔をしてた」「奴が嫌いだ。俺を見ろ。陽気だろ?」。
 「お嬢さん、お名前は?」。机に突っ伏す女。「名前は?」「マリー」。微笑むヤン。「絶え間無きもの3つ、時間・空間・業。罪を犯したる者は無間地獄で絶え間無き苦しみを受ける」の字幕。

 香港版『ゴッドファーザー』という趣きで、俳優さんたちが皆存在感のある人ばかりで、その演技に圧倒されました。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/

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