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森林浴の数字的裏付け

2007-11-27 16:23:54 | ノンジャンル
 月刊誌「ソトコト」の12月号に「森林セラピー基地ガイド」という記事が載っていて、そこに実際森林の中を歩くとどういった生体上の変化が起きるかが調べられていました。
 比較されたのは、信州・信濃町の森林と都市(これは具体的にどこなのか明示されていない)。調べたのは睡液濃度の変化、脈拍数の変化、血圧の変化の3つ。
 結果は、睡液濃度は森林と都会では歩行前も歩行後も森林の方が半分以下の濃度になっていました。また都会では歩行後の方が濃度が低くなるのに反し、森林では歩行後の方が濃度が高くなっていました。これが何を意味するのかは、記事を読んでも全然分かりませんでした。
 次に脈拍数。これも森林の方が都市よりも歩行前も歩行後も少ない脈拍数を示していました。脈拍数は少ない方が心臓にかかる負担が少なくて済むので、森林の中の方が健康的であると言えます。また、これは森林にも都市にも言えるのですが、歩行前より歩行後の方が脈拍数が減っていました。これは歩くことによって心臓に負荷がかかり、心臓が元気になるためでしょうか? 原因はよく分かりません。
 最後に血圧。これも森林の方が都市よりも歩行前も歩行後も低い血圧を示していました。そして脈拍数と同じく、森林も都市も歩く前より歩いた後の方が血圧が低くなっていました。これも歩くことが体にいい影響を与えている証拠と言えるでしょう。
 こうしたことから、歩くこと、それも森林の中を歩くことが体にいいことが分かりました。近くに散歩道のある森林がない方は、一週間に一回でもいいですから、どこかに森林ウォーキング(「ソトコト」では森林セラピーと呼んでいましたが)をしに出かけたらいかがでしょうか?

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