定年後、定着した60代の自由を謳歌!

 定年を迎え60歳代に入る。第2の人生として輝ける10年を大いに楽しんでいる。 M爺

アルペンスキーの魅力

2009-01-30 11:14:20 | スキー
前回に続いてスキーの楽しさを語ってみたい。今回はアルペンスキーについてその魅力と楽しみ方について。
2月7-8日と新潟県南魚沼郡湯沢町の「みつまたスキー場」で大学時代のスキー部OBでスラローム大会を行ってきた。現役も含む20名ほどで行うのであるが年齢が現役から70代までバライティに富んでいる。OBの中には現役の時、数々の大会でそれなりに良い成績を上げてきた人たちである。年はとっても昔の感覚は持っている。スタート台に立つとその往年の闘志が湧き上がってくる。

   スタートの様子
 


    アルペンスキー競技
 


アルペンスキーはゲレンデで滑る楽しさ以外にスピードを競う、つまり競技スキーの楽しさがある。オリンピックやワールドカップなどはいわゆる選手権大会であるので最もタイムの速いものが覇者となる。しかし我々が行うミニ大会は年齢ハンディを付けて誰もが優勝できるように考えて競い合うのが楽しみとなる。そして結果は宿泊の宿で発表し、お酒を飲みながらの懇親会でじっくりとお互いの評価をすることになる。
これが実に楽しい時間となる。敗者はどこで失敗したかの弁明をするとそれに対するテクニックの未熟さを他の人から指摘され、敗者は次回のリベンジを宣言して応える。

   成績表


競技スキーが終わった次の日はみんなでフリーのスキーを楽しむことになる。いろいろのゲレンデを移動しながら斜面のバリエーションを楽しみ、あるいはできるだけ長いコースを一気に滑り降りる醍醐味を味わったりとスキーならではの至福の時間を過ごすことができる。全員が上級者ゆえ滑りも速いし集合するのも早いのでフリーで滑る本数は当然多くなる。お互いに来年の再会を約束してスキー場を去ることになる。



集合風景


 最後に、冬のスポーツができると1年が短いという私の見方に賛同していただけたら、これからアルペン、クロスカントリースキーをやろうとする人が出てくる事請け合いだと確信する。
 私は仲間と一緒に今週2月14日から9日間でフランスのバルトランスでスキーをやってくる予定である。終わったらまたその報告をしたいと思っている。
                             以上


クロスカントリースキーへの誘い

2009-01-08 21:59:46 | アルペン・クロスカントリースキー
クロスカントリースキーとはスキー競技の中ではノルディックスキーというジャンルに入る。華やかなアルペンスキーにくらべ地味でしんどいというイメージが強い。アルペン競技、つまり回転、大回転、スーパー大回転、滑降および複合(滑降と回転)に比べ、ノルディック競技は、ジャンプ、クロスカントリーおよび複合(ジャンプとクロスカントリー)といった内容である。
しかしクロスカントリースキーの魅力を知るには自転車の楽しみ方を想像すればよい。自転車は平地あり、登攀あり、下り坂あり、コーナーリングの楽しみありで充分魅力がある。クロスカントリースキーも全く同じである。
平地を優雅に滑り、登りではシャニムにがんばり、下りでは滑降の楽しみがある。林が迫るコーナーではスリル満点である。しかも雪の上だから足元も回りも純白で美しい。冬のスポーツを知らない人には先ずはクロスカントリースキーがお薦めである。

野沢温泉から見た戸狩スキー場と妙高高原  


 次は野沢温泉のクロスカントリーコースを自由に練習あるいは楽しんでいる風景である。
  

  
よく見ると走法に2種類あることが分かる。次の動画は両足を平行にした走り方でクラシカルという。スカンジナビア半島で昔から盛んな伝統的な滑りである。
   


一方次の動画はフリーあるいはスケーティングといって近年になって出現した走法で、1993年からW杯総合3連勝した荻原健司も同じ走法で活躍してきた。
これはスケーティングの中でも最も力強いスーパースケーティング走法である。毎回両手を使って押すためスピードもあり平均速度を上げるには多用したほうが良い。しかし体力とのバランスになるのは当たり前である。
   
 
 
 
以上のようなクロスカントリースキーを楽しむには次のような常設コースがある。
 ・六日町欠ノ上クロスカントリーコース
 ・野沢温泉スキー場
 ・木島平クロスカントリーコース
 ・日光アストリアホテル周辺 光徳クロスカントリースキー場
 ・白馬岩岳スキー場クロスカントリーコース
 ・スノーハープ(1998長野オリンピック開催場所、白馬)
 ・白馬みねかたスキー場クロスカントリーコース
 ・草津温泉スキー場クロスカントリーコース(荻原健司の出身地)

関東近辺でもこのようにクロスカントリースキーエリヤが沢山ある。これが北海道になると原野そのものがクロスカントリーコースとなる。湧別では日本で最長の100kmのクロスカントリースキーレースが行われてきた。
雪の上のマラソンといわれるクロスカントリースキーを堪能するには本州でも良いし、北海道に行けば充分満足できることになる。

 最後に登りでのバトルの様子を見てください
   

冬できる陸上のスポーツは限られており、おおかたはシーズンオフである。しかし、雪を求めて少し遠征するとスキーというすばらしいスポーツがある。冬のスポーツを知らないと1年が長く感じられ冬は退屈だと思ってしまう。しかし冬場の楽しみとしてクロスカントリースキーおよびアルペンスキーを知っているとオフは無く1年は短く感じられる。後者に関してはまた別の機会に投稿したいと思っている。
                           以上