定年後、定着した60代の自由を謳歌!

 定年を迎え60歳代に入る。第2の人生として輝ける10年を大いに楽しんでいる。 M爺

信州自転車の旅

2009-04-30 14:34:52 | 自転車
 またまた自転車で旅に出た。2009/4/15-18の4日間である。今度は自宅の日野から出発して八ヶ岳ーー>松本ーー>長野ーー>軽井沢ーー>高崎ーー>寄居ーー>秩父ーー>青梅ーー>日野へ戻るというコースである。峠は大小合わせて8つであった。以下にそのルートを示した。
 ロードバイクにて最小限の荷物により529Kmの走行距離となった。知人の家や旅館に泊まるようにしたため着替えが荷物となった。それでもウエストバッグで済ますことにして走り易さを優先した。

      ルート

 松本までは既知のルートであったので全く問題は無かった。それ以降のルートは初めてだったので不安と期待が膨らんだ。国道19号は道幅が狭いが犀川を左に右に見ながら、川からほとんど離れないで走ることができたので大いに癒された。

 長野では大学時代の先輩宅に泊めてもらい食事と酒をごちそうになり翌日の走りのための充電を充分に行わせてもらうことができた。旅の途中で先輩の家を利用させてもらうありがたさを実感した。

 翌日は激坂でうわさの地蔵峠をアタックする事にした。インターネットで調べると日本全国で「地蔵峠」と名の付くところは10箇所ぐらいあった。今回行ったのは長野県松代町から真田町に抜ける長野真田線「県道35号」ルートにある「新地蔵峠」であった。標高1,033mで登り始めからの標高差はおよそ600mである。小雨が降りしきる中10kmの登りは半端ではなかった。38-23のこれ以上軽くならないのギヤ比で激坂をのぼり切ると観音様が待っていた。なぜか地蔵ではなく観音であった。そこで自転車と一緒に記念撮影となった。

                      新地蔵峠の観音

 新地蔵峠を過ぎると快適な下りが待っていた。さらに真田町を抜けて軽井沢までは車の少ない「浅間サンライン」を走り、降りしきる雨にもくじけず我慢のライドとなった。軽井沢に着くとさすがに観光地であり若者達の集団があちこちにあった。

 軽井沢を過ぎると今度はいよいよ「碓氷峠」と覚悟して行ったところ、国道18号の旧碓氷峠は全くの下りのみで高崎までは爽快なライドとなった。
 自転車で新天地を走っていると、いろいろなものに出くわすのであるがこの「旧碓氷峠」の途中にかつて明治24年~昭和38年まで使用されていた「旧信越本線 碓氷第3アーチ」を見つけた。レンガ造りの鉄道用アーチ橋で、廃墟となった橋では日本最大のものである。しっかりカメラに収め次の宿泊先の高崎までたんたんと走り続けた。旅館で風呂に入り、夕食時の生ビールは格別であった。

                 碓氷第3アーチ

 高崎からは寄居ー秩父ー山伏峠ー小沢峠ー青梅ー二っ塚峠ー日野の自宅と走り慣れたルートを時々ある山桜を鑑賞しながら120kmのラストライドとなった。

 終りに、今回は信州を中心に新しい土地、峠、ルートを自分の足だけで自転車を回し続けトータル529kmの距離を走ったことになった。4日間で走り、1日平均132kmとなった。

 自転車を旅行の交通手段ととらえると、こんなに楽しく・安上がりで・新しい発見が得られると分かり、あらためてその喜びを味わった。
                                以上


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