別荘ライフの過ごし方

私は山梨県の八ヶ岳山麓に別荘を持っている。
どうして持ったかは、１９８０年代後半バブルの絶頂期に自宅を買い換えようとしたが、物件が高くて購入できないことが分かり、悔し紛れに安い土地を買って別荘を建てようと考えた次第である。つまり自宅を快適な状態にするのをあきらめて別天地でその憂さを晴らそうとしたまでである。

　別荘の全景 ******************* & ****************** 茅ケ岳登山


　近くの畑から見た３６０°パノラマ



　その後の別荘の過ごし方、これが問題で使い道の無いものを所有しても無用の長物になってしまう。建てるにあたり使用目的がはっきりしなかったし、妻には反対されてしまった。ところが何年か経つうちに次のような使い道が次々に現れてきた。

　①　山登りのベースキャンプ
　②　スキー場まで30分と近いゆえ冬のスキー宿として
　③　テニスコートを借りて仲間とテニス合宿をする

　　　　　　2008年テニス合宿
　　　　　　　　　　

　④　東京の自宅から自転車で6時間で来る事ができることが分かり仲間と自転車ツーリングをする
　⑤　標高900ｍで夏でも熱帯夜が無い為クーラー無しで過ごす事ができる
　⑥　近くの農家の高原野菜を道端で買い新鮮なうちに食べる事ができる
　⑦　静かな環境なので読書と音楽鑑賞に集中できる

　八ヶ岳周辺のスキー場 ＆　　　　　　　　高原野菜の直売所


⑧　冬の楽しみは暖房としての薪ストーブがある
　　　　調理もできて冬の暖房に使えるストーブのありがたさは十分味わうことができる。　　　

別荘を建てる時の条件を私なりに云わせて貰うと

　①　自宅から車で2時間くらいの場所を選ぶ。これは近くても遠くてもよくない。
　②　使用目的がはっきりしている事。はっきりしていないと使用頻度も下がる。
　③　サラリーマンであれば４０代で建て定年までにはローンなど残債を失くしておく。
　④　家族全員の了解を得て家族ぐるみで利用できるようにする。
　⑤　友達とも利用できるように柔軟に対応する。
　⑥　維持管理費は高々月2万円以下にできる条件のところを選ぶ。2万円だと車1台分より少ないはずである。できる限り自分でメンテナンスできる事。ベランダの塗装、庭木の剪定、家屋の補修など。

　仲間で自転車ロングライドを企画した時 　　＆　　　ロードバイクが並んだ出発前風景


最後に、別荘の使い道の多さは自分の趣味の多さとも関係しているが、多くの趣味を持つことは人生を楽しくしてくれるものである。