ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

135.絵本の不思議な魅力(740字)

2008-04-26 | Education
自分の息子が生まれて以来、私も子育てに関わって来ましたが、父親ができることもたくさんあることがわかりました。

その中の一つに、絵本の読みきかせがあります。

ここ3年くらいで数十冊の絵本を一緒に読んだと思います。

そうした経験から絵本というか、童話には子供を惹きつける不思議な魅力と世界があるものだなと思わされて来ました。

言葉の語彙力に乏しい子供でも、ストーリーの展開に目を輝かせ、一緒に笑い、そして驚き、ときには悲しそうな表情をして感情移入します。

さて、絵本にはどんな仕掛けが隠されているのでしょうか?

私には大きく三つの点があると思えています。

1)伝えたいテーマを絞っている

  子供の理解力を考え、だいたい伝えたいテーマを一つに
  絞っています。

2)話の展開に変化が用意されている

  途中で色んな登場人物やハプニングが用意されていて、
  次はどうなるかを楽しみながら読むことができます。

3)ハッピーエンド

  一部の絵本を除いては、たいてい最後はめでたし、
  めでたしで終わり、ほっとする内容となっています。

こうした仕掛けが散りばめられているせいか、息子は気に入った絵本が見つかると毎晩のように読んでくれとせがんだ時期もありました。

もっとも最近は、自分でひらがなを読めるようになって来て、絵本の字を指しながら読んでいますが、必ず後で、「今、何て書いてあったの」と聞き返して来ます。

字の読みは覚えて来ましたが、まだ意味の理解まではできていないようです。

こんな姿を見ていて、人は繰り返しの効果で、こうして物事を覚えて行くんだなと思っています。

絵本には想像力を育む力があるとも言われています。
そうした良さをつかみ取って欲しいものだと思いながら、あと数年は読みきかせに付き合って行くつもりです。
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