福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

家庭菜園・園芸2016(6)元蔵ネギ栽培初体験

2016年10月27日 16時31分49秒 | 近況・報告
 2011年から小規模ながら家庭菜園・園芸をやっている。畑はご近所の方から借用している。勤務時間が若干減ったと言え、飯川病院のボランティアまで入れるとまだ終日勤務に近い。更に、土日、祭日が日直に当たることが多いからちょっと時間が足りない。だから週末と早朝にメインテナンスしている。
 それで草ぼうぼうである。週末には草刈りと草むしりに追われる。手も時間も足りないが割り切る。とてもご近所の方々のように草一本もない様な美しい畑にはできない、と割り切る。

 今年は5月3日に私の定番になっているトマト、キウリ、ナス、枝豆を植えたが、今年は試みにネギを植えた。

 ネギは元蔵ネギで、耐寒性強く、収量が良いとされている。
 たまたま訪れたスーパーの外で束になって売っていたが、根は綺麗に洗われ土もついておらず、私は食べるための商品かと思った。食品にしては細くてちゃち、新鮮味も感じない。店員に聞いてみたところ栽培用の苗だという。箸程度と細くて弱々しい苗で根が着くものか半信半疑だったので、後の事を考えずに適当に畑に植えてみた。水は十分かけたが期待に反して、嬉しいことに、8割方生着した。

 私のやり方は自己流である。私の住処の四方の方々は昔は広く農業で生計を立てた方達だと思う。だからその方々が畑に出ている時には自己流が恥ずかしく、さりとて偏屈で助言もされたくないから一緒の時間に作業しないよう工夫している。だから時間配分も大変である。
 肥料を混ぜた土つくりができて、太陽と水があって、大きな間違いさえなければ育つはず、自然の力は大きいのだと思ってきたが、実際はそうは甘くなかった。何も知らずネギは浅く植えたのであるが、食品に向く様な柔らかく白いネギにするには成長に合わせて土盛りをして太陽光を遮らなくてはならない。これが結構大変な作業であった。

 私は、もし来年も栽培する機会があったらマルチ用の黒いビニールを根元に巻いて光を遮るのはどうだろうか??と考えている。

 元蔵ネギは耐寒性の秋冬ネギである。軟白部の締りも非常に良い。冬どりに適するというのでまだ大部分そのままであるが、台所の要求に応じて1-2本ずつ収穫する。思ったより立派に成長していて驚いた。新鮮なネギは香りも良く、甘い。鍋とかラーメンの時に薬味として散らして味わっている。




 今回はたまたま栽培の機会を得たが、もし来年もあるなら今度は本気に、もっと沢山栽培してみたいと思っている。
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