午後3時頃、二階の窓から外を見ると
何とイノシシの子どもがいるではないか。
畑のトタン塀の周りを歩いている。
よく見ると元気がない。
まだ1歳ぐらいだろうか?
親からはぐれてエサを探しているようである。
といって地面を掘っているわけではない。
そんな体力もないのだろうか。
外に出て追い払おうと大声を出しても逃げない。
このままでは野垂れ死にしそうである。
本来なら憎たらしいイノシシであるが、
なんかかわいそうでエサでもあげたい気持ちになる。
翌日、道路の掃除をしていたら、
まだ生きていて、近くの方を歩き回っている。
足取りは相変わらずよろよろしている。
そのうち離れて行った。
イノシシの親って冷たいなと思った。